西の魔女が死んだ (新潮文庫)梨木 香歩新潮社このアイテムの詳細を見る |
文章は説明臭くてあまり好きではない。
けど、設定の勝利かな。
シチュエーションも悪くないけど、やはりおばあちゃんが日本語ペラペラの英国人、という設定がよい。
「魔法」「魔女」という概念の持ち出し方もよい。
気に喰わないのは「ゲンジさん」という登場人物の都合のいい扱い。
表題作の他、「渡りの一日」という後日譚が収録されていますが、こっちはかなりダメダメ。
説明臭さは増幅、しかも話は作り込み過ぎで鼻白む。
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