牛丼店強盗、すき家が9割…警察庁が異例の指導(読売新聞) - goo ニュース
全国の牛丼チェーン店で今年1~9月に起きた強盗事件71件のうち約9割が最大手「すき家」(1699店)で発生していることが警察庁のまとめでわかった。
同庁は防犯体制に不備が目立つとして12日、運営会社「ゼンショー」(東京)の担当幹部を同庁に呼び、夜間の従業員増員などを要請、各都道府県警にも店舗への訪問指導を指示した。
当然のことながら強盗に入る奴が一番悪いわけです。
すき家は被害者のはず。
なのに、責められてしまうわけですね。
「強盗に入られるおまえが悪い」と。
これっていわゆる「公正世界仮説」ってやつですね。
世界は公正にできており、よい行いをする人にはよいことが、悪い行いをする人には悪いことがおきる。
それゆえ、悪いことがおきた被害者にはそれを引き起こすだけの問題があると考え、責任を求める、という社会心理。
例えば、性犯罪の被害にあった女性を、「隙があるからだ」と責めるとか。
誰が加害者で、誰が被害者なのか、冷静に考えねばなりませんね。