そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

世田谷弦巻のホットスポット騒動

2011-10-14 23:15:40 | Society

高い放射線量が検出され大騒動となった弦巻5丁目の区道は、我が家の近所です。
徒歩10分くらいの距離。
普段通行することは殆どない場所だけど、近くにある中央図書館にはしょちゅう行ってるし、件の民家が隣接している公園で子供を遊ばせたこともあります。

ということで、一昨日の夜、最初にニュースを知った時はさすがにドキッとしました。
が、今回の件が、自発的に放射線計で測量していた市民からの通報により発覚したということを知って、「あ、これはそんなに心配する話じゃないな」と直感しました。
その市民の方は、当然のことながら付近のいろんなところを測量して歩いて、この民家沿いの区道だけが異常に線量が高いことを検出したと想定され、そうなると極めて局所的な事象であると予想されるからです。
弦巻一帯が高い放射線量を帯びているというのなら恐ろしいですけど、局所的な特殊事情だとすればそんなに恐れることもないかな、と。
その後ニュースの画像を見てみると、区道沿いにコーンで立入禁止にされているのは、古い民家の崩れそうなボロボロの板塀。
「この汚い塀が放射線発してんじゃないの」なんて軽口をヨメさんとたたいていました。

で、結局、この今では空き家になった民家の床下からラジウムの瓶が発見されて、それが高放射線量の原因だったと判明するわけですが、今年の2月までこの家に住んでいた老婦人もそんなものが床下にあるとは知らなかったというからには、相当長い間高い放射線を発し続けていたということが想像できますね。

世田谷の高線量:瓶の中身はラジウム 夜光塗料の原料か(毎日jp)

上の記事を読む限りでは、半世紀くらい床下で眠ってたんじゃないの?って感じです。
そうなるとこの家で暮らしていた人は相当な被ばくをしていたってことになりますね。
なんだかスルーされてますけど。
まあ、被ばく=直ちに癌・白血病、というわけではないことは確かなようです。

コメント
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