韓国が「深い遺憾」表明 大田原市の教科書採択 (共同通信) - goo ニュース
「つくる会」の教科書ってネットに部分公開されてるんだね。
ということでどんなものなのか読んでみた。
確かに、日本の南進がアジア諸国を解放したという面が強調されているのは目に付く。
でも、朝鮮人・中国人の強制連行にだってちゃんと触れられているし、客観的にみて「侵略を美化してる」だの「歴史を歪曲してる」だのって批判にあたるほどメチャクチャなことが書かれているとは思えない。
だいたいこの教科書を使って授業したからといって、軍国主義に染まった学生が出来上がると考えること自体ナンセンスだと思う。
教科書は唯一の情報ソースではない。ネットの世界にアクセスすりゃ、左から右まで様々な意見・主張に簡単に触れることができる。いろんな見解を幅広く吸収しながら自分なりの歴史観を形作っていけばいい話だ。高校生にもなりゃそれくらいのことできるだろう。
左の人たちや韓国・中国は、「100%日本が悪かった」と書いてないことが気に入らないんだろうけど、でも一般的に言って諍いが起こったときにどちらか一方が100%悪いなんてことがあるだろうか。それを絶対視して押し付けることのほうが危険なのことのように思う。カウンターパートとして、或いは一つの選択肢として、「つくる会」教科書が存在することは良いことだと思う。
そう考えていくと、自治体(教育委員会)単位に教科書を一つに決めてしまうことがナンセンスなのかも。色の違ういくつかの教科書を生徒自身が見比べてみて思考を巡らせることができた方が、実のある勉強ができるように思う。
「つくる会」の教科書ってネットに部分公開されてるんだね。
ということでどんなものなのか読んでみた。
確かに、日本の南進がアジア諸国を解放したという面が強調されているのは目に付く。
でも、朝鮮人・中国人の強制連行にだってちゃんと触れられているし、客観的にみて「侵略を美化してる」だの「歴史を歪曲してる」だのって批判にあたるほどメチャクチャなことが書かれているとは思えない。
だいたいこの教科書を使って授業したからといって、軍国主義に染まった学生が出来上がると考えること自体ナンセンスだと思う。
教科書は唯一の情報ソースではない。ネットの世界にアクセスすりゃ、左から右まで様々な意見・主張に簡単に触れることができる。いろんな見解を幅広く吸収しながら自分なりの歴史観を形作っていけばいい話だ。高校生にもなりゃそれくらいのことできるだろう。
左の人たちや韓国・中国は、「100%日本が悪かった」と書いてないことが気に入らないんだろうけど、でも一般的に言って諍いが起こったときにどちらか一方が100%悪いなんてことがあるだろうか。それを絶対視して押し付けることのほうが危険なのことのように思う。カウンターパートとして、或いは一つの選択肢として、「つくる会」教科書が存在することは良いことだと思う。
そう考えていくと、自治体(教育委員会)単位に教科書を一つに決めてしまうことがナンセンスなのかも。色の違ういくつかの教科書を生徒自身が見比べてみて思考を巡らせることができた方が、実のある勉強ができるように思う。
だいたい、日本の領土を突如自分のもんとか言い出すやつらだから。
いずれにせよ、子供の教育に一番大切なことは、学校で教えられたことを鵜呑みにせず、
いろんな情報を総合して自分なりの判断ができるようになることだからね。
そういう意味じゃ、日本の方がまだ成功していてw、中国なんて人間教育がまるでできてないってことなのかもね。
正しいとか間違っているの基準は,立場が違えば変わってくるしね。
たっつぁんさま,どうもありがとうございました。
始めのブログ記事で「高校生にもなりゃ」と書いてしまいましたが、中学教科書でしたね。失礼しました。
本当に「たかが教科書」なのに異様なスポットライトの浴び方です。
さも大問題であるかのように騒いでいる左系マスコミや市民団体の方々は、そうやって騒ぎを大きくすることによって国際関係の悪化がますます助長されていることをわかっているのでしょうか?
しかし、もっと大きな視点からすると、されど教科書なんだと思います。はっきり言って、靖国問題もそうですが、戦後民主主義と日本国憲法の精神をどう評価するかの問題ですから。我々の問題ですわ。国際問題になっているので、歴史教科書ばかりがスポットあびてますが、なにげに「つくる会」の公民教科書がすごいです。
私は改憲派ですが、「つくる会」・安倍晋三系とは正反対の考えですので、戦後民主主義と日本国憲法の精神を肯定し、まだまだなところをその精神を基によりよい社会を築いていこう的な発想です。そして、「つくる会」・安倍系の方々はその精神を覆そうと頑張っているわけですわ。
そして、「つくる会」・安倍系の方々はこの「精神」こそが日本の全ての問題の元凶であり(例えば教育基本法や憲法24条)、打倒すべき対象と考えているわけです。
「大日本帝国の『実在』よりも戦後民主主義の『虚妄』の方に賭ける」
丸山真男が1964年にこう言いましたが、40年後の現在、私も同じ気持ちです。
「つくる会」の公民教科書はまだ読んでいませんし、安倍晋三の考え方も断片的にしか知りませんので、その点についてのコメントは控えさせていただきます。
自分も、戦前の大日本帝国憲法や教育勅語の思想に立ち戻ることを支持するつもりはありません。戦後の民主主義教育のおかげで、日本がとても平和で暮らしやすい国になったことは確かだと思います。
ただ、戦後教育も完璧だったわけではありません。
儒教的価値観の抑止によるモラルの低下、自助・自律の精神の欠如・・・戦前教育への過度なタブー視により思考停止に陥ったことで、様々なマイナス面がこんにち顕在化しているように思います。
戦後60年を迎え、そういったマイナス面を矯正しようという動きがいろいろな面で出てきているのが今の日本の状況であり、「つくる会」もその一つなのではないかと思います。
もとより自分は「つくる会」を全面的に支持するつもりはありません。が、これまでタブー視され闇に葬られてきたこれらの思想が「選択肢の一つ」として現れてきたことは積極的に評価したいです。幅広い選択肢を踏まえて議論をしていく中で、日本の社会がより健全な方向に進んでいくのではないか、と期待するのは甘い考えでしょうか。
現代日本にはいろいろな社会問題がありますが、なぜ起こっているかについてはなかなか難しいですね。どんな処方箋が有効かも非常に難しい問題です。
>戦前教育への過度なタブー視により思考停止に陥ったことで、様々なマイナス面がこんにち顕在化しているように思います。
私はこの見方に同意しませんが、おっしゃるように、そう考えるのがいわゆる「つくる会」・安倍さん系だと思います。
>これまでタブー視され闇に葬られてきたこれらの思想が「選択肢の一つ」として
リアルタイムで知ってるわけではありませんが、戦後もずっと「つくる会」的な主張は普通に存在していました。そういう考えを持っていた政治家もたくさんいましたし、雑誌や本でもそういう議論はたくさんありました。ただ、一般ウケが悪かった。やはり、日本社会がノリノリでイケイケ(すごい表現ですが成長していて活気があったということです)だったし、そういう時代にはあまり受けない議論だったと思います。(歴史認識については「実は日本は戦争の被害者だっただけでなく加害者でもあったんじゃない?」的な認識が広まるのは70年代以降ですし、本格的に加害問題が顕在化してきたのは冷戦終了後ですしね。)憲法24条のからみでは、やはり日本は今でも男性社会(女性の社会での活躍度を示すGEMという指数があるのですが日本は45位くらいです)ですし、少しづつ変えていこうという気運が出てきたのも最近になってですしね(男女共同参画社会基本法)。60年代くらいに「家の外では共産党、家の中では天皇制」みたいな言葉があったそうです。
>幅広い選択肢を踏まえて議論をしていく中で、日本の社会がより健全な方向に進んでいくのではないか、と期待するのは甘い考えでしょうか。
私自身は「つくる会」系の議論にはまったく期待しませんが、たとえ反戦後民主主義的・反日本国憲法的な考えであっても許容する、多種多様な考えが切磋琢磨する社会こそが戦後民主主義・日本国憲法の精神そのものだと思います。
なんだかケンカ腰のような書き込みになってしまいましたが、そんな気はまったくありませんのでよろしくお願いします。ところで、実は私自身はつい数年前まで右寄りだったんですよ。でも、2ちゃんねるや「つくる会」系の議論を目にするようになってからどんどん左に移動していってます。長々と失礼しました。居座ってしまい、なおかつ無礼な感じですみません。
ただ、それらにも良い点はあると思うし、現状の問題点を解決する一つの糸口になる可能性は秘めていると思います。
要は、左右いずれにしても、一方の考え方を支持するあまり他方を全否定するようなことはすべきでない、というのが自分の言いたいことです。
>なんだかケンカ腰のような書き込みになってしまいましたが、そんな気はまったくありませんのでよろしくお願いします。
判っております。無礼だなんてまったく思っておりません。
正直、荒らしか!?と一瞬だけ警戒してしまったことは否定しませんが(笑)
自分にとっても有益な議論ができて感謝しております。
ほんとにごめんなさいね。ほんとに失礼しました。