そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

点を取るための意思と作法

2009-09-06 00:15:31 | Sports
日本完敗、オランダに0―3…サッカー(読売新聞) - goo ニュース

結果や試合内容は取りあえず置いておいて、オランダ代表と日本代表の何が違うかがよく分かった試合でした。

前半、日本が優勢に試合を進め、オランダが殆どチャンスらしいチャンスを作れなかった時間帯においてすら、オランダにペナルティエリア付近まで攻め込まれると、何故か点を取られるような雰囲気を感じてしまう。
逆に日本が華麗なパス回しでオランダゴール前に幾度迫ろうとも、点が入る雰囲気が一向に出てこない。
その雰囲気が現実化したのが後半、という気がします。

FWに限らず攻撃的ポジションにいるオランダ代表の選手たちには、ここぞというチャンスに一斉に相手ゴールにシュートを放り込むことに対する強い意思と作法が身に付いており、逆に日本の選手たちにはそれが無いという印象。
単に「決定力不足」の一言では括れない、意思と作法の違い。
この差を埋めるにはまだまだ10年、20年かかりそうだなあ。

自分は、岡田さんは有能な監督だと思っていますが、真面目でマトモな人だから、今のままどんなに頑張っても今日の試合の前半が限界なのかなあ、という気はします。
もし本当にワールドカップでベスト4とか実現するには、上記のように10年、20年かけて点を取る意思と作法を浸透させるか、突拍子もないことをやってのける”策士”を監督に据えるか、どっちかしかないように思います。
後者のやり方も一度見てみたいんだけどなあ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「堕ちてゆく男」 ドン・デ... | トップ | 東アジア・サプライチェーン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Sports」カテゴリの最新記事