ライブドア事件の報道もようやく沈静化してきた。
その後、それ以外にも大きな問題がボコボコ発生して、相対的な注目度が下がったってこともあるだろうけど。
去年の総選挙で自民党がホリエモンを応援したこと、野党は執拗に糾弾している。
武部氏や竹中氏の当時の発言なんか見ると、大失態であったのは明らか。
だけど、小泉改革によってホリエモンが生まれてきたわけではない(武部氏らはまさにそのような発言をしたがために責められてるわけだが)。
突如議論の中心に躍り出た「格差社会」についても、小泉改革によって発生したわけではない。
今、ベストセラーになってる「下流社会」を読んでいるが、「格差」は小泉改革が始まるずっとずっと前から時間をかけて醸成されてきたものなのだ。
今日の日経朝刊で、岡部直明論説主幹も指摘していたが、小泉改革が批判されるとしたらむしろ改革が不十分で、まだまだ塞ぐべき穴が存在していることであろう。
改革の方向に進む歩みを止めるべきではないと考える。
さて、ライブドア事件に戻って。
喉元に刺さった小骨のように、自分が気持ち悪いなあと感じていることが一つ。
エイチ・エス証券の野口副社長の自殺の件である。
彼の死については、ゴシップ系の週刊誌がいまだに追いかけているが、電車の中吊り広告で見出しを見るだけで中身は読んだことがないのでよく知らない。
自分が奇妙だと思うのは、彼の辿った運命とライブドアの宮内前取締役の言動が対照的であることである。
報道をみる限り、宮内は地検の取り調べに「完落ち」しているようだ(何故供述の内容がこんなに外に漏れてくるのか、という別の問題はあるが)。
同じく錬金術の中心人物でありながら、一方は素直に非を認め、一方は自殺か否かに関わらず命を落とすことになった。
さらに、ホリエモン自身が地検の捜査に徹底抗戦の姿勢を変えていないことも合わせて考えると、ホリエモン-野口のラインだけが関わっていて、宮内が蚊帳の外に置かれていた「何か」があるのではないか、と考えるのが素直な見方ではないか。
それが何なのか、自分にはまったくわからないが、言われてるような裏社会との繋がりがやはりあったのだろうか?
何だか気持ち悪い。
その後、それ以外にも大きな問題がボコボコ発生して、相対的な注目度が下がったってこともあるだろうけど。
去年の総選挙で自民党がホリエモンを応援したこと、野党は執拗に糾弾している。
武部氏や竹中氏の当時の発言なんか見ると、大失態であったのは明らか。
だけど、小泉改革によってホリエモンが生まれてきたわけではない(武部氏らはまさにそのような発言をしたがために責められてるわけだが)。
突如議論の中心に躍り出た「格差社会」についても、小泉改革によって発生したわけではない。
今、ベストセラーになってる「下流社会」を読んでいるが、「格差」は小泉改革が始まるずっとずっと前から時間をかけて醸成されてきたものなのだ。
今日の日経朝刊で、岡部直明論説主幹も指摘していたが、小泉改革が批判されるとしたらむしろ改革が不十分で、まだまだ塞ぐべき穴が存在していることであろう。
改革の方向に進む歩みを止めるべきではないと考える。
さて、ライブドア事件に戻って。
喉元に刺さった小骨のように、自分が気持ち悪いなあと感じていることが一つ。
エイチ・エス証券の野口副社長の自殺の件である。
彼の死については、ゴシップ系の週刊誌がいまだに追いかけているが、電車の中吊り広告で見出しを見るだけで中身は読んだことがないのでよく知らない。
自分が奇妙だと思うのは、彼の辿った運命とライブドアの宮内前取締役の言動が対照的であることである。
報道をみる限り、宮内は地検の取り調べに「完落ち」しているようだ(何故供述の内容がこんなに外に漏れてくるのか、という別の問題はあるが)。
同じく錬金術の中心人物でありながら、一方は素直に非を認め、一方は自殺か否かに関わらず命を落とすことになった。
さらに、ホリエモン自身が地検の捜査に徹底抗戦の姿勢を変えていないことも合わせて考えると、ホリエモン-野口のラインだけが関わっていて、宮内が蚊帳の外に置かれていた「何か」があるのではないか、と考えるのが素直な見方ではないか。
それが何なのか、自分にはまったくわからないが、言われてるような裏社会との繋がりがやはりあったのだろうか?
何だか気持ち悪い。