らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「アメリカ独立記念日」と「アメリカ」の名称の由来

2009-07-04 | 時事

今朝、5時のNHKニュース・マーケット情報で、NY市場は「アメリカ独立記念日」の振替休日で休みとの報道がされていました。
そこで、今日はこの「アメリカ独立記念日」について調べて見ました。

「アメリカ独立記念日」
「アメリカ独立記念日」は、1776年アメリカ独立記念日宣言が公布されたことを記念して、毎年7月4日に定められているアメリカ合衆国の祝日です。
この独立記念日は実際に独立した日ではなく、1776年7月4日、イギリスの植民地にあった13州の代表者が現在の「独立記念館」に集まり、トーマス・ジェファーソンが起草したアメリカ独立宣言が、植民地の最高議決機関である大陸会議で採択され、議長が署名したのを記念する日です。
なお、アメリカが正式に独立するのは7年後の1783年のパリ条約によって独立戦争が終結し、イギリスがアメリカの独立を認めてからになります。

・1979年に世界遺産(文化遺産)に登録されたアメリカの「独立記念館」です。ここでアメリカ独立宣言が採択されました。(ウィキペディアより)
      独立記念館

独立記念日には、各地でパレードやバーベキュー、ピクニック、野球などのイベントが開かれるようです。
「クリスマス」や「サンクスギビングデー」よりもイベントなどの派手さでは遥かに上回るそうです。
また、独立記念日の恒例の「打ち上げ花火」は、1777年以来の伝統行事となっているそうです。

・独立記念日の打ち上げ花火です。(ウィキペディアより)
        

同じ建国の祝日でも「今日は何の日だっけ?」と、余りにも認識が薄い、日本の「建国記念日」とは雲泥の差ですね。

「ボストン茶会事件」
この事件はアメリカ独立戦争(独立革命)の象徴的事件とされています。
アメリカには有史以前から先住民が住んでいましたが、大陸発見以後、ヨーロッパの国々から人々が次々とアメリカに渡って来ました。
そして、スペインやオランダ、フランス、イギリスなど、ヨーロッパ諸国の植民地となりました。

独立するキッカケは、植民地政策に熱心であったイギリスとの間で、紅茶事件(ボストン茶会事件)が起こったことによるようです。
この紅茶事件とは、1773年12月16日に、アメリカ・マサーチューセッツ州でイギリス本国会議の植民地政策に憤慨した植民地の人達が港に停泊していたイギリス船に潜入し、イギリスの東インド会社の積荷の紅茶箱をボストン湾に投棄した事件です。

「独立戦争」
「独立戦争」は1775年~1783年、イギリスとアメリカ東部沿岸のイギリス領の13州の植民地との戦争です。
植民地の人たちは重税を押し付けるイギリスの支配を拒否し、アメリカを政治的独立に導くべき立ち上がりました。
1778年にフランスがアメリカ側につき、その後、スペインやオランダもアメリカ側について優位に立ち、イギリス軍を降伏させました。
そして1783年のパリ条約で戦争が終結となり、イギリスは正式にアメリカの独立を認めることになりました。

「アメリカの名前の由来」
1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見したとされていますが、彼が発見したのは西インド諸島で、アメリカ大陸を初めて見つけたのは、1499年イタリアの探検家アメリゴ・ベスプッチです。
「アメリカ」の名称は、彼の名前が由来と言われています。