らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ゴーヤ栽培

2009-07-05 | 家庭菜園
今年もゴーヤの美味しい季節がやってきました。
ゴーヤは食欲増進夏ばて予防、更には血圧や血糖値を下げるなどの健康効果がある食材と言われています。
今日は私のゴーヤ栽培についてご紹介します。

ゴーヤは正式和名を「ツルレイシ」と言い、別名は「苦瓜(にがうり)」とも言われています。
原産地は熱帯アジア、主にインドで、明の時代に中国に伝わり、日本には江戸時代に渡来したようです。

私の栽培方法は概ね次のようにしています。
「ゴーヤの栽培方法」
・4月中に種を蒔きますが、今年は少し遅れて5月になりました。(育苗用にまとめて蒔きます。ポットでもOKです)
・土作りは、半月ほど前までに、石灰、鶏糞、化成肥料などを混和し、よく耕して畝を作っておきます。
・苗が4~5㎝になったときに株間を60cmくらいで定植します。
・乾燥防止のために藁を敷きます。
・蔓が伸びてきたらネットを張って誘引します。
・定植1ヵ月後に追肥として化成肥料を一握り株間に施します。その後、半月に一度くらいの割合で同様に施肥します。
・親蔓の葉が10枚くらいになったら摘芯し、子蔓を出させます。勢いの良い子蔓を3本残し、扇状に広げるようにネットに誘引します。
・開花から半月余りで収穫できるようになります。
・来年用の種を取るために、大きく太ったゴーヤを2~3個熟させ、その後、中の赤いゼリーを洗い落とし、種を陰干しして冷暗所で保存します。

・私が栽培しているゴーヤの棚と畝です。今年は 7株植えました。


・今年は6月下旬に2度にわたる台風並みの強風に煽(あお)られて蔓が傷みました。そのためかどうか分かりませんが、花芽のつきが悪いように思います。


・これは「雄花」です。花の下には幼果がありません。


・これは「雌花」です。花の中央に雌しべがあり、花の下には幼果がついているので雄花と区別できます。


・受粉後の「幼果」です。この後、2~3週間ほどで収穫できるくらいに肥大すると思います


・肥大したゴーヤです。あと1週間くらいで収穫できると思います。これが我が家の今年のゴーヤ第1号となります。


ゴーヤは卵、豚肉、ベーコンなどで炒めて、ゴーヤチャンブルにして食べれば夏ばて防止によいと思います。
しかし、ゴーヤの苦味は苦手と言う人がいると思いますので、苦味を抑える方法を書いておきます。
一度お試しください。

「苦味を抑える方法」 
 ・綿をしっかり取る
 ・厚さ2~3ミリくらいに薄く切る
 ・濃い目の塩水に10~20分浸ける。または塩をふって軽く揉んで炒める
 ・下茹する