らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「オクラ栽培」と「健康効果」

2009-07-09 | 家庭菜園

今日は、夏バテの防止効果があると言われている「オクラ栽培」とその「健康効果」についてご紹介します。

「オクラ」はアオイ科、トロロアオイ属の植物で、和名を「アメリカネリ」、別名「陸蓮根(おかれんこん)」などの名称があるそうです。
原産地はアフリカ東北部とされており、エジプトでは紀元前元年頃には既に栽培されていたといわれています。
日本へは果菜として明治初期に渡来したようですが、本格的に栽培されるようになったのは1970年代になってからといわれています。

「オクラの栽培方法」
・連作を嫌うので、数年間他の作物を栽培した畝を選びます。
・畝幅60cm、株間30㎝で2条植えとしました。
・オクラは2本立てで育てます。1本より2本立てにして競争させる方が収穫が多くなるそうです。
・乾燥を嫌うので敷き藁をして土壌の乾燥防止をします。
・収穫時期は花後5~6日で、10㎝程度の幼果を収穫します。

・我が家のオクラの畝です。毎年1畝(長さ5~6mの畝)栽培しています。


・「オクラ」の花です。 トロロアオイの花にによく似ています。


(参考)
・これがトロロアオイの花です。よく似ていますね。     photo

















   

 
・「オクラ」は開花後、長さ5~20cmの先が尖った形の五稜の果実をつけます。
 花後3~4日でこの位の大きさになり、開花後5~6日程の柔らかいものを収穫します。


「栄養素と健康効果」
・栄養素はカロチン、食物繊維、ビタミンA,B1,B2,C,ミネラル、カルシウム、カリウムなど豊富に含まれており、夏バテ防止、便秘・下痢に効く整腸作用などが
 期待できるようです。
・オクラを刻んだときのネバネバは、べクチン、アラピン、ガラクタンという食物繊維で、コレステロールを減らす効果があるとされています。
・べクチンには他にも血圧を低下させる作用動脈硬化、糖尿病などの予防に効果があると言われています。

「調理」
・酢のもの、和え物、天ぷら、スープなどにして食べています。
・さっと茹でて(2分間茹でるのが一番美味しい食べ方と言われています)小口切りにし、醤油と鰹節をかけて食べるのも美味です。