らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

マクワウリ栽培

2009-07-17 | 家庭菜園
7月11日の当ブログご紹介しました「スイカの収穫」に続き、今日はマクワウリが収穫期を迎えましたのでご紹介します。

マクワウリは、嘗(かつ)て、庶民の果物として、スイカと共に夏を代表する果物とされていましたが、現在では美味しい果物が多種栽培されるようになり、一昔前までの人気はなくなっています。
しかし、その栽培のしやすさでは依然として家庭菜園の人気果物(分類は野菜)の一つとなっているようです。

・これは5月中旬に定植したマクワウリの畝です。手入れをしなかったので蔓が伸び放題になっています。


・これはマクワウリの雄花です。


・こちらは雌花です。花の下には幼果がついています。雄花の花粉を人工授粉してやると幼果が肥大します。


・受粉後2~3日後の幼果です。


・2週間ほどでこのくらいに肥大します。


・黄色く色づいてきました。まもなく収穫です。


・私は収穫時期の判断として上部にひび割れができるのを目安にしています。更に甘い香りがするようになれば完璧です。


・このくらい割れると収穫しています。


・マクワウリを半分に切ったところです。若干甘さが不足していましたが、肉厚で瑞々しく昔ながらの味でした。


私の畑では毎年マクワウリを栽培しています。メロンのような甘さはありませんが、昔懐かしい素朴な味わいがあり、私にとっては、夏には欠かせない果物の一つです。


(一言メモ)
・マクワウリは中国原産で、日本では縄文時代晩期には栽培されていたと言われています。
・マクワウリの名前は、特産地の美濃国真桑村(現在の岐阜県本巣市)からきているそうです。
・栄養はブドウ糖、ショ糖、果糖などの糖分が主成分で、βーカロチン、ビタミンB1、B2、C、カリウムなどが含まれています。
・このためエネルギーの補給に効果があるそうです。