庭のグリーンカーテンにしているゴーヤの蔓は一向に茂りませんが、畑のゴーヤは棚いっぱいに茂り、果実のゴーヤをたくさんぶら下げています。
連日猛暑日が続く大阪南部の熊取ですが、この棚の下は太陽を遮り、少し涼しく感じます。
私は棚からゴーヤやブドウが垂れ下がっているのを眺めるのが好きなので、この下でゆっくりしたいところですが、蚊が多いのでそうもいきません。
さて、ゴーヤの調理法はいろいろありますが、最もよく知られているのが沖縄を代表するゴーヤ料理であるゴーヤチャンプルーではないでしょうか?
我が家では豚肉やベーコン、卵などを混ぜ合わせてゴーヤチャンプルーをよく食べますが、他にも果物と野菜を入れてミックスジュースにしたり、佃煮などにして食べています。
・畑のゴーヤの棚です。
このチャンプルーと云う言葉は、沖縄を代表するゴーヤ料理に使われている言葉なので沖縄の言葉かと思っていましたが、調べてみるとそうではなく、語源はインドネシア語だそうです。
インドネシア語で「チャンプール〔campur〕」は【混ぜる、ごちゃ混ぜ】を意味する言葉で、料理だけではなく色々なものが混ざったという意味でも使われるそうです。
この言葉が沖縄に入り、ゴーヤを使ったごちゃ混ぜ料理に当てられてゴーヤチャンブルーとなったそうです。
沖縄は、古くから中国や東南アジア、ヨーロッパとの交易が盛んだったため、言葉や文化の面で強く影響を受け、日本本土と異なるものがありますが、沖縄県は正に、各国の文化や言葉が“チャンプルー”している県と言えるかも知れません。