らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

草刈機「チップソー」の研磨

2012-08-10 | 家庭菜園

大阪南部の熊取町では先月21日から昨日まで20日間全く雨が降っていません。
今日も降りそうになく、畑はカラカラに乾いており毎日の水やりが大変な作業となっています。
作物は乾燥に弱く、1日水やりが途切れると萎れてきて枯れそうになりますが、畦道の雑草は水が無くても日に日に伸びます。
連日猛暑日が続いていますが、それでも水遣りと月に1~2回の草刈りは欠かせません。

草刈作業は刈払機で行っていますが、数回使用するとチップソー(回転歯)の切れが悪くなり取り換えが必要になります。
今までは、その都度新しいチップソーを購入していましたが、費用もかかることからチップソー研磨機を購入することにしました。

近隣のホームセンターには販売していないのでインターネットで購入することにし、東京の業者に発注したところ、発注の翌々日には商品が届きました。
便利になったものです。

・これがネットで購入したチップソー研磨機一式です。


早速組み立てて研ぐことにしました。
取り扱いを説明したDVDがついているので、機械音痴の私でもよく解り、簡単に研ぐことができました。

・数回使用するとこのように鋼(はがね)の先端が丸くなって切れが悪くなります。


・低速グラインダーに研磨用のチタンコートダイヤ砥石(円盤)をセットし、チップソーの裏面を外周形状に合わせて、角度を決めて砥石に当たるようにセットします。


・外周形状の鋼を一刃ずつ研いでいきます。研いだ面はこのように削られています。


外周形状の鋼を全て研ぐと次の横すくい角の研磨作業に入ります。

・横すくい角の研磨作業では、チップソーをセットする位置をグラインダーの正面近くにし、更に水平から1目盛りだけ右に傾斜させて固定します。


・チップソーは表面を上にしてセットし、これも一刃ずつ研いでいきます。


全ての横すくい角を研磨して終了です。

・横すくい角を研磨することによってこのように鋼の角が尖ってきます。


・早速、研磨したチップソーを使用したところ、見違えるような切れ味になっていました。