らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「ありがとう」の語源

2012-08-31 | 雑学

気象庁のデーターによれば、大阪府南部の熊取町の8月の月間雨量は10.50mmで、平年の11.5%だそうです。
一昨日、今月5回目となる小雨がパラパラと降りましたが、その量は僅か0.5mmでした。
家庭菜園をしていると畑の水遣りが欠かせません。畑が湿るくらいの雨が欲しいところですが、一向にその気配がありません。
今年は、雨の『ありがたさ』をより一層感じた8月でした。

さて今日は『ありがとう』の語源について調べました。
感謝の言葉として使われる『ありがとう』が何故、「有り難い」ことなのか?

「ありがとう」の語源は形容詞「有り難し(ありがたし)」の連用形「有り難く(ありがたく)」がウ音便化して、「ありがとう」となったものだそうで、「有り難し(ありがたし)」は「有ること」が「難い(がたい)」と云う意味で、本来は「滅多にない」や「珍しくて貴重だ」という意味を表しています。
それが中世になり、仏の慈悲など貴重で得難いものを自分は得ていると言うところから、宗教的な感謝の気持ちを言うようになり、中世以降、感謝の意味として一般にも広がったと言うことのようです。

なお、ポルトガル語の「オブリガード(obrigado)」から、「ありがとう」と云うようになったと言う俗説があるそうですが、「ありがとう」は、ポルトガル人が訪れる以前から使われていたことから「オブリガード」と「ありがとう」の音が近いと言うだけのことで、謂れには全く関係はないようです。