12日から昨日まで盆休みさせていただきました。今日からブログを再開しましたので、引き続き宜しくお願いします。
昔からお盆にはホオズキの花が欠かせないと言われています。
そのホオズキを7月9日のブログで取り上げた時はまだ花後の青い状態でしたが、今日はそれから1カ月余り経過して、お盆に合わすかのように赤く色づいてきました。
7月9日のホオズキがです。
さて、月遅れのお盆は、8月13日の「迎え盆」から16日の「送り盆」までの4日間を言い、この期間に生前過ごした家に帰ってくるとされる祖霊や近親者の霊を迎えて供養するものですが、昔の人はこのホオズキの赤い玉を提灯や霊魂に見立てたりしていたため、お盆には欠かせない花の一つと言われています。
・がくに包まれたホオズキの果実を枝付きで精霊棚(盆棚)に飾り、死者の霊を導く提灯に見立てるそうです。
なお、月遅れのお盆の由来は、日本では7月か8月のいずれかに「お盆」を行うことが多かったのですが、明治初期当時、「お盆」が7月15日では、国民の職業の8割を占めていた農家の人達にとって、もっとも忙しい農繁期と重なり都合が悪いために「お盆」をひと月遅らせ、ゆっくりとご先祖様の供養ができるようにと8月に変更したようです。