らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

熊取地車(だんじり)祭り

2013-10-14 | 地元紹介

大阪南部の熊取では昨日と一昨日、「熊取地車(だんじり)祭り」が行われました。
今日は地元の伝統行事をご紹介します。

「熊取地車(だんじり)祭り」は、五穀豊穣を願った200年以上の長い歴史を持つ伝統行事であり、地区の人々の心と心を繋ぐ大切なイベントとなっています。
熊取では町内11の地区が地車(だんじり)を所有しており、初日の12日には全てのだんじりが大森神社へ宮入りしてお祭りが始まります。
なお、大森神社は、中世、雨山神社・野田神社とともに熊取荘の三社として信仰を集めた神社で、ご祭神は菅原道真、事代主命です。

・大森神社です。宮入りしただんじりは境内中央の舞台を全力で二周半駆け回ります。(ネットより)


宮入り後の「地車(だんじり)」は、太鼓のお囃子も小気味よく、町内のパレードに出ていき、そして勇壮な槍回しなどが行われます。
槍回しとは、スピードをつけたまま、「地車(だんじり)」を直角に曳き回す曳行方法です。

・槍回しをしている野田地区の「地車(だんじり)」です。 
 地車の彫刻は「スサノウノミコト八岐大蛇退治」他が彫られています。


・遣り回しの順番を待つ各地区の地車(だんじり)です。


・小谷地区のだんじりです。
 地車の彫刻は「真田大助初陣の場」他が彫られています。


・久保地区のだんじりに彫られている彫刻です。彫り物は「巴御前馬上の勇姿」のようです。
 各地区の地車にはこのような立派な彫刻が彫られています。


・大宮地区のだんじりに掘られている彫刻です。この彫り物は「賤ケ岳の合戦」の様子を彫っているようです。