菜園仲間のT氏から小麦の種を頂いたので、鑑賞用小麦を栽培することにしました。
小麦栽培は初めてなのでネットで調べたところ、専業農家の栽培方法についてのポイントが書かれていました。
プロが教えるその栽培ポイントは次のようでした。
1.明渠(めいきょ)・暗渠(あんきょ)と呼ばれる排水溝を設置し、ほ場(畑)の水はけを良くします。
2.種を播く時期は11月中旬~12月中旬で、早過ぎると実のタンパク質含量が減少して品質が低下し、遅過ぎると収量が減ってしまいます。
3.ほ場の状態に応じて肥料を施用して、穂を作るための穂肥(ほごえ)はタンパク質向上のために3月中旬以降に実施します。
4.収穫は実の水分量が28%以下の収穫適期に実施します。
・これが頂いた小麦の種です。(これは昨年、T氏が栽培した小麦です)
プロが教える栽培時期からは1カ月くらい早いようですが、T氏からは「そろそろ植えるように」とアドバイスがあったので植えたものです。
鑑賞用なので、品質の低下や収量の減少などは二の次で、要は来年春に穂が出てくれればそれでいい、という気軽な家庭菜園での栽培です。
・鑑賞用に少しだけ植えることにしました。
先ず、60㎝の畝に2~3㎝の深さの溝を3条作り、その溝にそって小麦を蒔きます。
その後、軽く土寄せして種を覆い、水撒きします。
5日後にはこのように発芽しました。
葉が4枚くらい出たら、畝が渇いた条件下で踏圧(麦踏み)を1~2回実施し、2月上旬と3月下旬に追肥を施します。
刈り取りは6月ですが、鑑賞用のため穂が出てくると生け花などに利用する予定です。
・これが発芽した小麦です。