らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

2013-10-16 | 雑学

今朝7時のニュースでは、大型台風26号は房総半島の南にあって、関東地方にかなり接近しているそうです。
気象庁では、10年に一度の勢力で、暴風や高波の恐れがあることから、厳重な警戒を呼びかけています。
近畿地方は既に治まっていますが、東海から関東、甲信越、東北、北海道の皆さん十分警戒してください。

さて、大阪・泉州では数日前から漸く秋らしくなって、ぐっすり眠れるようになりました。
熟睡に欠かせないのが自分に合った「枕」ですが、今日はその由来と枕の選び方を調べました。

「枕」は古くから使われていたようで、古墳からは石や土で作った枕が出土しており、その名称は古代からそのまま変わらず、すでに《古事記》《万葉集》にも〈麻久良〉の字をあてて記されているそうです。

語源については、纏座(まきくら)、頭座(あたまくら)、目座(まくら)、魂倉(たまくら)などの説がありますが、睡眠は、枕に頭をあてがうと魂が肉体から遊離して枕の中に宿る、とすることから、魂の倉(容物(いれもの))とする説明がもっとも妥当と言われています。
古くからの言い伝えに、「枕をまたぐな」、「蹴ったり投げたりしてはいけない」や、「死後も魂が枕に宿る」などと考えられてきているのはこのためと思われています。

ところで、熟睡できる枕の選び方の一つに枕の高さがあります。
熟睡するための枕の高さは、統計学的には、女性が3cm、男性が4cm程度であるといわれています。
しかし、頭の形状や大きさは人によって異なるため、個人個人に合う高さを調べるということが大切のようです。

厳密に言えば、熟睡するための枕の最適な高さは、「直立に立っている時の頭の角度と、仰向けに寝ている時の頭の角度が同じになる高さ」だそうです。
人は直立に立っている時がもっとも自然で楽な姿勢であるため、寝ている時も同じ姿勢になることができれば、リラックスして熟睡することができると言う訳です。

以前、NHKの「ためしてガッテン」で取り上げていましたが、「首を最もいい角度にする」枕とは、枕をした状態の首と水平面との角度がおよそ15度とのことでした。
上記の下線のある「ためしてガッテン」にリンクしていますのでご参照してください。