らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

和歌山ブルース

2015-06-01 | ナツメロ

最近、和歌山市への所用が増えてよく出かけています。
当地の有名な商店街に「ぶらくり丁」があり、1~2度その前を通ったことがあります。
「ぶらくり丁」と言えば、昭和43年(1968年)から昭和54年(1979年)にヒットした古都 清乃の歌に「和歌山ブルース」があって、その歌詞にも歌われていることから、当時、和歌山に近い大阪府南部の泉佐野市内のスナックでも、カラオケでこの曲がよく歌われていたことを覚えています。
そこで今日は、懐かしい「和歌山ブルース」を取り上げることにしました。

「ぶらくり丁の由来」
「ぶらくり」という珍しい名称について、和歌山に縁のない私にはその意味が分からなかったので由来を調べてみました。
ぶらくり丁商店街は、1830年(文政13年)に、この一帯が大火により焼失した後に、食料品や衣料品等を扱う商人が集まってきたのが商店街の始まりで、その商人たちが商品をぶらくって(吊り下げての意)軒先を飾っていたのが「ぶらくり丁」という名前の由来だそうです。
以来、和歌山城下町の一部を形成し、紀州藩を代表する繁華街、歓楽街として栄華を極めていました。

しかし、近年では駅前の商業開発が進展する一方で「ぶらくり丁」は衰退に見舞われており、それに加えてモータリゼーションの進展による人口の郊外流出、大型店(イオン)の郊外立地、教育機関(和歌山大学)の郊外移転等がその衰退の度合いを強めているのが現状です。

・ぶらくり丁商店街です。(ネットより)


「和歌山ブルース」は和歌山県での人気・知名度は特に根強く、また、この曲のヒットにより和歌山の名を全国に広めた功績が称えられ、ぶらくり丁にある雑賀橋の畔には歌碑が建てられています。

「和歌山ブルース歌碑」
平成16年、中ぶらくり丁と東ぶらくり丁の間にある雑賀橋のほとりに建てられた歌碑です。
レコード盤の形をしていて近づくと和歌山ブルースが流れ、盤面はベンチになっているため座って休憩することができます。

それでは懐かしい曲「和歌山ブルース」をお聴きください。

古都清乃が歌う「和歌山ブルース」です。