スマホ首
「スマホ首」と言う言葉をごぞんじでしょうか?
最近、新聞やテレビでも取り上げられています。
近年、仕事でもプライベートでも、パソコンやスマートフォンを長時間、続けて使用する人が増えており、その結果、「スマホ首」や「スマホ肩」、「パソコン老眼」などが問題になってきているようです。
「スマホ首」
スマホ首とは、スマホなどを使い続けた結果、首の筋肉が前に引っ張られてしまい異常が起きている状態のことをいいます。
2002年に厚生労働省が策定した「VDT作業(コンピュ―ターを用いた作業)における労働衛生管理のためのガイドライン」によると、「パソコン、携帯端末などの連続使用時間は1時間以内」と定められています。
しかし実際には、2~3時間以上連続して使用することが多いと言うことです。
ニューヨークの脊椎外科医、ケネス・ハンスラージ氏による最新の研究によると、スマホを見るために頭を前方に60度傾けたとき、首には約27kgの力がかかっているということです。
「スマホ肩」
パソコンやスマホを操作する時は腕が固定された状態で画面を凝視するために、首が前に突き出て、背中が丸くなってしまいます。
この姿勢を続けると、重い頭を無理な姿勢で支えるために、首の筋肉に負担がかかり、肩コリや首コリになります。これが「スマホ肩」です。
「パソコン老眼」
また、パソコンやスマホを見続けることで、目も1日中休まる暇がなく、その結果、目の周りの筋肉が硬くなってピント調整力が低下し、小さな字が見づらくなったり、夕方になると物が見づらくなったりと、老眼のような症状になります。これが「パソコン老眼」です。
慢性的な肩こり、首こり、頭痛、二重あご、イライラ、眼精疲労、ドライアイなど様々な不調の原因も、もしかすると「スマホ首」あるのかも知れません。
パソコンやスマホを1日2~3時間以上使っている人で、下記のチェックに一つでもあてはまれば「スマホ肩」「パソコン老眼」の可能性があります。
気になる方は下記の「スマホ首のチェックシート」でセルフチェックをしてみて下さい。
「スマホ首のチェックシート」
更に、「スマホ首改善スマレッチ」がありますので、こちらにもリンクしておきます。
「スマホ首改善スマレッチ」