頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

クリ

2022年07月03日 | 紅葉
これは何でしょう。
答えは後で。

クリのイガが日々成長しています。

中央の茶色く枯れた物体は、雄花序の痕跡です。
イガの赤ちゃんの天辺の黄色のは役割を終えた雌花です。

となりのクリはもっと成長していますが、まだ痛くありません。
これから成長しトゲトゲしい大人になっていく。
それもまたクリの定められた運命です。

さて、最初の答え

クリ材を使った箸入れでした。
昔昔、松本かどっかで買った小物です。

木材の割裂性を活かし、木材繊維を壊さず作ってあるので、境目が全く分かりません。
へぎ板づくりのような昔ながらの木材加工法です。

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オオバギボウシ

2022年07月03日 | 紅葉
森林科学館横の遊歩道入口にオオバギボウシが咲いています。

ギボウシの名の由来は、つぼみ、または若い花序が「擬宝珠」に似ているからと言われています。
「擬宝珠(ぎぼうしゅ)」とは、欄干などの親柱のてっぺんなどにつけるネギ坊主のような装飾です。
「擬宝珠」の語源は、ネギのギ+宝珠という説もあるようです。
ネギ⇒擬宝珠⇒ギボウシかもしれません。

花は下から上へと開花していきます。




花の中にクモが潜んで獲物を待ってました。
自然界は非常にキビシーです。


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ネムノキ

2022年07月03日 | 紅葉
ネムノキがあちこちに咲いています。
 
国道359号線沿いでも、ここにも、あそこにも、こんなにたくさんあったのかと思います。

ネムノキ。
漢字で「合歓の木」。暗くなると葉を閉じ合わさる様子から中国では夫婦円満の象徴とされており、中国植物名が合歓(ごうかん)。ん。

マメ科の落葉高木。
名の由来は、暗くなると葉を閉じるからという説と、春の開葉が遅いからという説があるようです。

ふわふわした花や枝が横に伸びる樹形は、日本的ではない南国情緒も感じますが、昔から俳句に読まれたり、木工、薬用などに利用されたりと身近な樹木であったみたいです。
ねぶた祭やねぶた流しと関連があるという話も目にしました。

森林科学館の進入路のネムノキも花盛り

樹の下には、ここ数日毎朝少し花が落ちています。


10個ほど拾って、観察したり、ふわふわで手を撫でてみたりしました。
ピンク色のふわふわが雄しべ、それより長くて少ない白糸が雌しべです。
花弁は基部の目立たない5裂した漏斗状の部分です。

なかなか魅力的な花です。
コピー用紙の上に並べインスタ映えする写真をと思いますが、チャチャチャのやっつけ仕事ではこんなもんです。

時間をかけてやれば、この花の美的利用について大いなる可能性を感じた次第です。
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