前のブログ「反りかえる課長」で中に入る虫の話をしましたが・・・・・
書き始めたばかりで筆が止まりました。
【反りかえる課長の中に入る虫】
声に出して読んでみて下さい。
シュールです。
初見の人には何だかさっぱりわかりません。
これは暗号か!
暗号解読は前ブログを参照ください。
さて、花しょうぶの受粉の主役はトラマルハナバチです。
トラマルハナバチは、色んな花から吸蜜しますが、マルハナバチの仲間の中でも、口吻と呼ばれるストローのような口が長く奥まで届くようです。
花しょうぶの蜜も奥にあるので、長い口が主役たるゆえんでしょうか。
花しょうぶの花弁の基部の黄色の部分が「蜜がありますよ」と教える目印、ネクターガイド(蜜標)となっているようです。
時期を1カ月遡りますが、トラマルハナバチの生の声を聞きながら、吸蜜をドキュメンタリータッチでお送りします。
ネクターガイド見っけ
いざ突入
ん~、よっこらしょ、うおりゃ~、あっ首いてっ
ふ~、このピッタリ感心地よし
蜜うまか~
後ずさりきらいなんだよね
あ~、ぢがれたー
お~腰いて~、でも花粉団子できてないし
しゃーない、もう一丁いくか
雌しべの柱頭の脇に入口方向を向いたひだがあり、花粉を付けたハチが入るときにこのひだが花粉をすくい取り、出るときはすくい取らない構造でとなっていること。
また、次の写真のように吸蜜のあと隙間から出てくる場合もあるので、花しょうぶは他家受粉中心ということらしいです。