頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

トラマルハナバチ

2022年07月22日 | 紅葉
前のブログ「反りかえる課長」で中に入る虫の話をしましたが・・・・・

書き始めたばかりで筆が止まりました。
【反りかえる課長の中に入る虫】
声に出して読んでみて下さい。
シュールです。
初見の人には何だかさっぱりわかりません。
これは暗号か!

暗号解読は前ブログを参照ください。
さて、花しょうぶの受粉の主役はトラマルハナバチです。

トラマルハナバチは、色んな花から吸蜜しますが、マルハナバチの仲間の中でも、口吻と呼ばれるストローのような口が長く奥まで届くようです。
花しょうぶの蜜も奥にあるので、長い口が主役たるゆえんでしょうか。

花しょうぶの花弁の基部の黄色の部分が「蜜がありますよ」と教える目印、ネクターガイド(蜜標)となっているようです。

時期を1カ月遡りますが、トラマルハナバチの生の声を聞きながら、吸蜜をドキュメンタリータッチでお送りします。

ネクターガイド見っけ

いざ突入

ん~、よっこらしょ、うおりゃ~、あっ首いてっ

ふ~、このピッタリ感心地よし

蜜うまか~

後ずさりきらいなんだよね

あ~、ぢがれたー

お~腰いて~、でも花粉団子できてないし

しゃーない、もう一丁いくか

雌しべの柱頭の脇に入口方向を向いたひだがあり、花粉を付けたハチが入るときにこのひだが花粉をすくい取り、出るときはすくい取らない構造でとなっていること。
また、次の写真のように吸蜜のあと隙間から出てくる場合もあるので、花しょうぶは他家受粉中心ということらしいです。

コメント
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