頼成(らんじょう)の森だより

「県民公園頼成の森」総面積は115ha
東京ドーム25倍、日々の!写真を中心に
森の今をお伝えします

冬を迎えるカモシカ親子

2017年11月26日 | 動物


車道ヒヨドリ線を歩いていると、カモシカの親子に遭遇した。急斜面で母親
と子供1頭が草を食んでいたようだ。人間に興味があるのか、はたまた目が
悪いのか、こちらをじっと見て逃げることはない。
母親の角の根元には筋状の線がはっきり見えた。この線の数で年齢が判断
できる。戻って写真で確認してみると5歳ぐらいだろうと思われた。
また、目の下には「眼下腺」がはっきり見える。ここから出る分泌液を木
の枝などにこすりつけ、ナワバリの印にするそうである。


一方の子供の方は角は大きくなく、眼下腺もはっきりしていない。顔つきも
やっぱり幼顔である。
親子で過ごすのも来春までだろう。厳しい冬を乗り切ってもらいたい。
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