車道ヒヨドリ線を歩いていると、カモシカの親子に遭遇した。急斜面で母親
と子供1頭が草を食んでいたようだ。人間に興味があるのか、はたまた目が
悪いのか、こちらをじっと見て逃げることはない。
母親の角の根元には筋状の線がはっきり見えた。この線の数で年齢が判断
できる。戻って写真で確認してみると5歳ぐらいだろうと思われた。
また、目の下には「眼下腺」がはっきり見える。ここから出る分泌液を木
の枝などにこすりつけ、ナワバリの印にするそうである。
一方の子供の方は角は大きくなく、眼下腺もはっきりしていない。顔つきも
やっぱり幼顔である。
親子で過ごすのも来春までだろう。厳しい冬を乗り切ってもらいたい。
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