冬枯れの林で、樹木の冬芽を見て歩くのは楽しいものです。葉のある時に樹木の名前を調べておくと、冬芽だけになっても名前がわかります。クマノミズキはミズキ科の落葉高木で、同じ科のミズキとよく似ていますが、葉が対生(ミズキは互生)であることや花がミズキより1月ほど遅く咲くことなどで区別がつきます。クマノミズキの冬芽は、枝の先端に頂芽1個をつけ、側芽は対生します。クマノミズキの冬芽は裸芽で灰色の毛が密生していますが、ミズキの冬芽は芽鱗に包まれています。なお、冬芽についての記述は、馬場多久男著「冬芽でわかる落葉樹」などを参考にしました。
《クマノミズキ(冬芽) 2011/02/26》
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