辺野古案を拒絶しても、日米関係が崩れるなんてことはありません。フィリピンは、1991年議会の議決で全米軍基地を撤去させましたが、その後も米国との友好関係を維持しております。アメリカの恫喝に屈せず、民意にのっとって基地を撤去させたフィリピンの姿を、リベラルな米国人はむしろ尊敬の念をもって評価しております。それに対して、日本がここで恫喝に屈すれば、米国人はますます日本を舐めてかかるようになり、さらに将来にわたって無理難題を強制してくるのです。ここが踏ん張りどころです。ここで恫喝に屈しては、せっかくの政権交代も元の木阿弥です。
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