財政制度審議会会長の吉川洋氏は、東大時代に宇沢弘文先生のゼミの門下生であった。宇沢先生が生きておられたら、このニュースを聞いて烈火のごとく激怒されたことだろう。吉川洋氏は、未来を創るための教育予算は削り、安倍政権肝いりの国土狂尽化予算は守るのだろうか。宇沢先生の考えておられたことと真逆の行動である。これまで、宇沢先生の存在自体が、極端なことを平気で政策提言する経済学者にぎりぎりで歯止めをかけてきた。宇沢先生の存在というリミッターがかからなくなってしまった現在、暴走に歯止めをかけられるものはない。ああ・・・・。 . . . 本文を読む