代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

都知事選:謀略マスコミVSネットのたたかいだ

2014年02月02日 | Stop! 舛添
 読売新聞の都知事選最新世論調査結果。虚偽であろう。同紙は、ソ連時代のプラウダも真っ青な体制側謀略紙と化している。

****引用開始*****
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140201-00001224-yom-pol

9日投開票の東京都知事選について、読売新聞社は世論調査と取材を基に情勢を分析した。

 16人の候補者の中で、元厚生労働相の舛添要一氏(65)がリードしている。前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(67)と、元首相の細川護熙氏(76)が横一線で追い、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)がこれに続く展開となっている。ただ、有権者の2割以上は投票先を決めておらず、情勢は流動的な面もある。

****引用終わり******

 おそらく実態は、細川候補が宇都宮候補に水をあけてリードしていると思われる。宇都宮と細川が横一線で宇都宮候補が2位であるかのような印象を与える虚偽報道をすることによって、細川候補に流れている宇都宮票を、宇都宮陣営に戻し、二人の票を分断することによって舛添を勝たせようという情報謀略作戦であろう。「プラウダ読売」が、ここまでやらざるを得ないということは、細川候補が勝つ可能性があり、御用謀略紙もなりふりかまっていられないほど追い込まれているということなのだろう。

 ネットを見ると、舛添支援者などほとんどいない。どのサイトを見ても田母神、細川、宇都宮三氏ばかりが人気が高い。ネット上では舛添氏は泡沫候補である。しかしマスコミ印象操作を鵜呑みにしやすい非ネットユーザーのあいだでは、実際に舛添候補が一番人気なのであろう。

 ワイドショーなどが、舛添候補の政党助成金違法使用問題、DV、「女は生理があるから政治はできない」等数々の女性蔑視発言などを客観的に報道するだけで、舛添支持率など急落する。しかし、ネットを見ない人々はそれらの真実を知らないまま舛添候補に投票してしまう。

 これは、謀略マスコミVSネットのたたかいでもある。何としてもネットが勝たねばならない。

 ネット上では、細川陣営、宇都宮陣営、田母神陣営のあいだでお互いに叩き合う舌戦も繰り広げられている。声を大にして停戦を呼びかけたい。
 細川・宇都宮・田母神がそれぞれ票を奪い合っても絶対に舛添には勝てない。三氏を応援するネットユーザーは、ネットで互いに叩き合っても、増える票はあまりないことを自覚すべきであろう。票田は、情報をネットではなくマスコミに依存し、なんとなく流されて舛添でよいのではないかと考えている層なのである。彼・彼女らは真実を知れば転ぶ。

 とくに宇都宮陣営が細川陣営を批判することで、いちばん喜んでいるのは安倍官邸と御用マスコミである。彼らの謀略にはまってはならない。宇都宮陣営は、細川候補から票を奪おうとするのではなく、舛添候補に流れている浮動票を奪うことを第一義的に考えるべきである。私は細川候補に投票するが、宇都宮批判をしようとは思わない。ただ宇都宮陣営には、票を細川候補から奪うのではなく、舛添候補から奪うよう努力することを呼びかけたい。

 家族で職場で大学で、身近な人々に舛添候補の真実を伝えることである。私は電車の会話でも、「舛添のナイフDVの話し知ってる?」などとわざと周囲に聞こえるように話すように心がけている。

 
 


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2 コメント

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生粋のマイノリティとしては (たんさいぼう影の会長)
2014-02-02 20:17:01
これまで、国政、地方を問わず、投票した候補が当選したことが一度しかない(その1度はK知事の再選時)私が言えた義理ではないのですが、インターネット上の書き込みは平均的有権者の意思からは大きくモードがずれています。
現状での都民の支持が舛添>細川>宇都宮>田母神であるのは、まあ疑いがない事実でしょう。ならば、マスコミの「アナウンス効果」を逆手にとって、反舛添の票を細川に集中するように誘導するのが、当面の有効な選挙戦略ではないでしょうか。
私は本当は宇都宮支持ですし、政策的な信頼度では細川より舛添の方がなんぼかマシと思ってもいますが、細川に票を集中させる戦略は否定できません。
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私もマイノリティですが・・・ ()
2014-02-05 00:20:54
 舛添の政策的信頼度全16名の候補者の中でもサイテーとしか思えません。ウソをついても何とも思わない御仁なので、選挙中の口約束などすべて反故にしても平気でしょう。
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