代替案のための弁証法的空間  Dialectical Space for Alternatives

批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。

上田市立博物館で赤松小三郎企画展

2017年09月27日 | 赤松小三郎
 今年は大政奉還150周年。上田市立博物館では、大政奉還150周年にして、赤松小三郎が暗殺されてから150周年になる今年、「赤松小三郎 ―幕末の先覚者」という企画展を行うそうです。ふだんは一般公開されていない博物館所蔵の赤松小三郎関係資料を一挙に公開するようです。この機会にぜひご覧ください。

 詳しくは以下のサイトをご覧ください。

http://museum.umic.ueda.nagano.jp/hakubutsukan/

 赤松小三郎のホームページも開設されています。小三郎の和算のノートや武器の設計図なども一部紹介されています。小三郎の和算や英語や軍事技術などがいかほどであったのかなど、まだまだ研究されていない領域です。この企画展を契機に多くの方々に興味を持っていただき、赤松小三郎研究が今後進展していくことを願う次第です。  

 赤松小三郎ホームページ
http://museum.umic.jp/akamatsu/

 研究が進む契機といえば、昨年度の大河ドラマ「真田丸」では、30年分くらい一気に真田氏に関する研究が進んだように思われます。中でも、明治時代には所在が知られていたのに、その後行方不明になっていた真田信繁や昌幸の書状の原本が相次いで見つかったというニュースは驚きでした。大河ドラマが歴史研究に与えるポジティブな効果を如実に示しました。
 上田博物館では、ちょうど赤松小三郎企画展と同時期に、今回再発見された真田昌幸・信繁の九度山からの手紙展も行っています。二つの企画あわせて足を運ぶ価値は大と思われます。

赤松小三郎の企画展と真田昌幸・信繁「九度山からの手紙」企画展のチラシです。







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