イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

カットしてつい

2016-09-09 22:12:22 | 芸能ネタ

 だけどね、いままだ生きてるんでしたっけ?チャーリー・シーンさん、なんか日本でまた聞きのまた書きで報じられただけでも、暴行とか、DVとか、発砲とか、かなり穏やかじゃない件で何度となく警察の御世話になってるはずですよ。

 それでも、『プラトーン』も『ウォール街』も『メジャーリーグ』も『ヤングガン』シリーズも堂々とDVD化されたりBSで放送されたりで世の中に出回り続けています。

 10代から美少女女優として鳴らしオスカーノミニー経験もあるウィノナ・ライダーさんなどはLAの超有名店で白昼堂々高額の万引きをやらかし(薬物でラリっていたらしいが)、有罪判決を受けましたが、保護観察明けてないんじゃないかって頃から数々映画に出ています。中には脇役とはいえ『ブラック・スワン』などメジャー作、ヒット作もあり、もちろん事件前の出演作『若草物語』や『エイジ・オブ・イノセンス』、『ブラム・ストーカーのドラキュラ』などが廃番になったの放送禁止になったのという話も聞きません。

 ハリウッドではありませんが月河が偏愛するTVシリーズ『CSI:科学捜査班』で音声映像分析のスペシャリスト、褐色の肌にグリーンアイズのウォリック・ブラウンを演じていた俳優さんは出演中に複数の薬物事犯で逮捕され、それを機に降板しましたが(突然消されたのではなく、ちゃんと退場エピソードを作ってもらっての感動のお別れでした)、彼の出演中のシーズンエピソードはいまも各局で再放送されまくっています。もちろんDVDも普通にレンタルできます。ご本人は反省した様子もなく薬物再犯ほか交通事故、元カノへの暴行、自己破産(←これは犯罪じゃないが)と、いつになったら『しくじり先生』に出るんだ、ってくらいやらかし続けているようですがね。

 んなら『まれ』なんか罪のないほうじゃないかと思うんですがねえ。"ほう"どころか、作品としては無罪放免でいいじゃないですか。再放送、オンデマンド、パッケージソフト、関連書籍グッズ、何の差し障りがあるというのでしょう。

 "NHK朝ドラ"という日本における一大独立放送ジャンルへの思想的クーデターのように、ヒロインに冒頭「ワタシは、夢が大嫌いです」と断言させたことに当たったバチか。

 冒頭のこのドカンで「こりゃ朝ドラ史を塗り替える気満々かも!」と大いに期待させたわりに、あれれ?グチョグチョこちょこちょと小手先の尻すぼみに終わったのは、"そういう性向"の人間が収録期間のかなり大半、現場でおかしな空気を発し続けていた影響があったからと言えなくもなかったりしたりしなかったり・・?なんて下種の勘繰りを私的に検証するためにも、この人の出演部分をカット等せずに(事実上不可能だし)フル再放送、いっていただきたいところですけどね。

 こんな要望、嬉しくないか制作陣。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Go count

2016-09-07 23:43:54 | 芸能ネタ

 この項続く続くと言って棚上げにしているうちに、えらいドツボにはまってしまいました『まれ』。

 主要登場人物のひとりで結構出番も多く、スピンオフでは事実上の主役だった二世俳優さんが逮捕ですと。罪状もあろうに強姦致傷容疑だって。嗚呼。

 罪を憎んで人を憎まず、とは言いますが、罪は罪でもせめて、ホレ、万引きとかさ、酔っぱらって路上の看板蹴っ飛ばして壊したとかの「一時的に血迷った」「魔がさした」でギリ説明がつくようなやつならまだしもイメージ的にましだったのに。ゴーカンと来たもんだもの。オンナという字が3個盛っちゃってるもの。夜勤のシフト調べてたり、どう考えても計画性ありあり、手慣れた素振りありあり、「これくらいアリだ」と世の中舐めてる感ありありだものなぁ。

 もうこれでいくら執行猶予付いても、実刑勤め上げて出てきても、謝罪会見しても、顔出しでの芸能界復帰は無理でしょう。同情の余地が無いのにもほどがある。たとえばあの有名男性デュオの一人とか、アイドル出身の女優さんとか、元有名野球選手が、違法薬物に手を出して常習になっていた事犯なら、いけないことだけれども「精神的に煮詰まっていたんだろう」「金銭的に羽振りがいいから悪い人が寄って来て、悪い人脈に染まったんだろう」「年端もいかない頃から華やかな世界でちやほやされて社会常識が乏しいからね」と、みんなが必死にエクスキューズを考えてくれた。

 しかしこればっかりは。身も心も傷つけられた"被害者"がいるわけです。

 芸能界から事実上永久追放の出演者が頻繁に顔出し声を出しているとなると『まれ』も永久お蔵入りソフトになってしまうのか。OPテーマ『希空(まれぞら)』も、くだんの容疑者が加わっていると思しき"キャストヴァージョン"は放送に使えないでしょう。2番の歌詞の一般公募までしたのに。選考で採用になった長野県の11歳と3歳の姉妹ちゃんの喜びコメントがサントラのジャケにも載ったのに。

 期するものあってヒロインに挑戦しめでたく念願叶った土屋太鳳さんはじめ、この作品への出演が人生の宝、キャリアの宝になったはずの共演者にとっても、顔は出さないけれどもかかわって盛り上げた多くのスタッフやエキストラなど協力者さんたちにとっても、宝転じて"黒メモリー"になってしまった。作品に罪はないのですけれどねえ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする