イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

飛んでも有馬せん

2008-12-29 17:39:16 | 特撮・ヒーロー

スーパーヒーロータイムの放送がなかった日曜日の夜は淋しいもので、古いビデオテープの整理整頓ついでに06『轟轟戦隊ボウケンジャー』Task 1から再見していたら、いやー、いろいろ新鮮でした。

リアルタイムではあまり意識していなかったけど、メンバーの変身前のユニフォーム=ボウケンジャケットのデザイン、統一メインカラーがライトベージュなので、各自の“持ち色”との配分がとても計算されている。男子のブラック、レッド、ブルーは問題ないけど、ガールズのイエローとピンクは濃度、彩度的にベージュとまぎれやすい色のため、男子に比べ持ち色比率を高めるなど、制服としての統一感を保ちながら、ちゃんとそれぞれの色の個性を出している。

衿裏や袖口にあしらった迷彩色も、ブルーはブルーの、ピンクはピンクのグラデーションを取り入れた迷彩でしたね。ピンクの迷彩は普通に女の子が着て可愛い感じ。

2月から戦隊枠は専ら『炎神戦隊ゴーオンジャー』で走ってきましたから、Task 12での、新人として加入のブラック・イエローと他3人のぎくしゃく感が、現場で危難や達成感をともにしていくうちにスムーズになっていく過程も、初見ではないのに「大丈夫なのか!?チーム成立するのか!?」とかなりのテンションでウォッチしてしまいましたよ。

そう言えば、知らない同士だったメンバーが初集合して結成する(orさせられる)ところから物語が始まる戦隊も珍しくなかった。まして新顔加入→摩擦、衝突、から始まる例は、むしろいちばん多いパターンかも。いろいろ忘れているもんです。

あと『ゴーオン』に慣れた目から特筆すべきは、メンバーのヴィジュアル。わかりやすく「誰が見てもカッコいい、誰が見てもかわいい」人がほぼ不在で、その…“微妙度”が高い。

…いやコレ、貶しでも駄目出しでもないんですよ。炎神ソウル、炎神キャストのような、言葉や表情を出す非・人間の個別パートナーがいないこと、大神官ガジャ様も風のシズカもばんばん人間世界に現れて、人間に直接働きかける悪さしてくれることも相俟って、とても“人間くさい”戦隊になっているのが『ボウケン』の魅力だったんですね。

かてて加えて、ボウケンジャーに指令を出し世界のプレシャスを保護する組織=サージェスが“財団”であることで、潜在的に、ほのかに“カネの匂い”もする。

メカニック担当牧野森男先生役が、パチンコ名人斉木しげるさんなのも、そうして見るとなかなかのツボキャスティングだったわけです。やさしく頼りになる、冒険キャリアの先輩というだけでなく、なんか「ひと山当てよう」ムードと言うかさ、キナ臭いんだね。

前作『魔法戦隊マジレンジャー』の英国風・北欧風ダークファンタジー、前々作『特捜戦隊デカレンジャー』のスペースSF風と対比して、『ボウケン』のこうしたいい意味の世俗性は実に新鮮。メンバーのヴィジュアルにしても、微量キツそうであったり田舎臭…いやその、素朴風味だったりして、“ファッション雑誌かトレンディドラマにいくらでもいそう”ではない分、ひとたびボウケンジャーとして好かれたら、とことん好きになってもらえたと思います。

月河はリアル放送時の序盤は、イエロー(中村知世さん)とピンク(末永遙さん)、対照的なキャラの女子メンバー2人に目が行ってしょうがなかったんですが、いま再見すると“冷静沈着だけどクールではない”アナクロヤングなレッドのチーフ(高橋光臣さん)に釘付けですな。反抗的なオレ様新人・ブラック(齋藤ヤスカさん)の「隙あらば出し抜いて」という野心が、次第にボウケンジャーとしての功名心や上昇志向とブレンドされて、いいチームシップを形成していく過程も見もの。06年当時は録画再生機器がVHSしかなかったため、いまだに低画質のアナログTVで再生しているのですが、DVDレンタルに乗り出してぼちぼち観直すかな。

さて、“レッド”の話が出たら、今日はこれに触れないわけにはいきません。スカーレット。もちろん有馬記念のダイワスカーレットです。

中山芝2,500、暮れの荒れ馬場、牝馬が勝つとしたらトウメイのように逃げ切りしかないのではないかと思ってはいました。よほどのハイペースにならないと、2,500で後方から差し切るのは難しいのではと。ここで以前も書いたように、お母さんのスカーレットブーケは90年~92年にかけて第一線で活躍した栗毛のお嬢さんでした。父ノーザンテーストで距離はかなりもったほうですが、2,000超の勝ち鞍はなく、基本的には短距離の差し馬、前に行くと見事に味がなくなりました。

その娘のダイワスカーレットが、ダービー確勝と言われながら皐月賞圧勝の直後に引退したお父さん・アグネスタキオンの力ももちろんあるにせよ、牡馬くんたちを引き連れて先頭のまま2,500のゴールを突き抜けるとは。そもそも先行型の、牝馬が、有馬で図抜けた1番人気になること自体隔世の感です。

競馬は歴史のスポーツであると同時に、挑戦のスポーツ。記憶力のゲームであると同時に、想像力のゲームでもあった。もう既に月河の中では、08年の年度代表馬に決定、脳内表彰式で真っ赤なニンジンあげてますね。

そろそろ戦隊にも牝…じゃなくて、女性のレッドが名乗りをあげてもいいんじゃないでしょうか(前半と話が混じったな)。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やはり長身が条件?

2008-12-28 18:11:44 | 再放送ドラマ

当地での『相棒』シリーズ再放送は、前にも幾度か書いたようにきわめて不規則なので、事件の時系列や右京さん⇔亀ちゃんの“相棒体温”がときどきわけわからなくなります。

特にややこしいのが、亀山くんと美和子さん(鈴木砂羽さん)の一時的離別と復縁。

離別していた間も、刑事と新聞記者、仕事上のコンタクトは途絶していないし、美和子さんがまたシレッとたまきさん(高樹沙耶さん、改め益戸育江さん)の“花の里”に足しげく来て、ときに独走で飲んで出来上がったりしてるもんだから、「昨日再放送されたエピと、今日の録画のコレと、どっちが先でどっちが後なんだっけ?」と混乱することたびたび。ヨリが戻ってから、亀ちゃんの新潟実家のお姉さん(戸田恵子さん)のアシストでめでたく入籍成るまでの間、美和子さんのエジプト赴任なんかも挟まるから、ますますしち面倒くさい。

エジプトに関しては、演じる砂羽さんの『相棒』以外の仕事のスケジュール関係もあって、出番削減のための設定だったかもしれませんが、Season3でいきなり、美和子側から切り出した離別に関しては、わけがわからないゆえに『相棒』ファンの間でも悪評嘖嘖なようですね。

Season1では、美和子さんは記者の激務の傍ら結構エプロン姿で亀山くんの食事作りや身の回りの世話など主婦しており、大学生時代からの、劇中に映らないお付き合いも含めると、女としてそろそろ一度は気持ちが倦んできてもおかしくないので、そんなに具体的に納得行く説明描写がなくても月河はまあ受け容れられるんですが、それより美和子さんが走った先の、同僚記者・鹿手袋(しかてぶくろ)役西村雅彦さんが、『相棒』の地合いではやっぱり浮いてますな。

美和子さんの心変わりの理不尽さより、こちらのほうがずっと違和感が強い。

先日Season3最終話SP『異形の寺』を録画視聴したとき、つくづく思いました。霧にけむる夜さり、鹿手袋が亀山を呼び出し、ともに河畔に佇む全裸女性の幽霊(?)を目撃する場面から始まり、事件解決後、同じ橋の上で美和子の目の前で鉄拳を喰らわされる場面で終わるのですが、西村雅彦さんに“亀山の恋仇”は似合わない、と言うより『相棒』世界が向かないと思う。

ぶっちゃけた話、『古畑任三郎』色が強すぎる(個人的に爆)。

亀山くんに一発ぶん殴られて「美和子にプロポーズするなら、美和子の過去も思い出も、ぜんぶ受け入れてやれ」と言い放たれるキャラなら、いっそのこと石田純一さんか国広富之さんみたいな“なんちゃって知的甘い二枚目”なほうが適役だったのではないかしら(←軽く小野田入った)。

その後、片山雛子議員(木村佳乃さん)の裏サポーターになって現在に至る流れも、ちょっと危険な匂いがして、よかったのでは。三上博史さんなんかもいいかな。主役食っちゃうか。

とりあえず“男前度”において、客観的に見て亀ちゃんのほうが歴然と上回ってるというのはいただけない。

ま、長年付き合って夫婦同然に暮らして、キャリアとの両立に奮闘続けて、或る日ふと「私の人生これでいいのかしら」と思い立ち、似合いの彼氏に別離を告げて、さほどのモンでもない男に走る…という女心の不条理、西村さん起用だからこそリアルでないこともないですが。

付け加えれば、行ったり来たり戻ったりのイレギュラー再放送の間じゅう、水谷豊さんと寺脇康文さんが、ほとんどヴィジュアル変わらず一貫してくれているのが素晴らしいと思います。ハイビジョンの恩恵で、ミクロに見て行けば「亀ちゃん、ここクールちょっと大っきくなって(=太って)る?」「右京さんシワ少ない?」ぐらいの凹凸はありますがね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女が昏(くら)くなると書いて

2008-12-27 22:36:27 | 昼ドラマ

『愛讐のロメラ』26日に終了した後のこの枠、年明け15日(月)からの新番組の情報も先月から出ています。

『非婚同盟』、この枠では07年放送『麗わしき鬼』以来約2年ぶりの中島丈博さんが脚本に参戦。“非婚”で“同盟”とは、何とも即物的でそそられないタイトルですが、新聞各紙、公式サイト発表での西本淳一プロデューサーによれば「元気でアクの強い、エグいホームドラマ」を目指すとのこと。

個人的には“元気”と“ホームドラマ”には興味ありませんが、“アクが強い”“エグい”のは大好物です。中島丈博さんの脚本は、字ヅラ絵ヅラは突飛で、リアルとは程遠いものに一見見えても、人物の描線が太く、台詞に迫力があり、人間の愚かさや弱さ可笑しさをどこか爽快痛快にまるめ込んでしまう、まさに“清濁併せ呑む”感が魅力です。

公式の予告によれば、ヒロイン由起子が12歳の1974年から物語がスタート、ならば62年前後生まれのいわゆる“雅子さま世代”女性側の本音と、女性たちを取り巻く女性以外からの本音が世の中のそこここでぶつかり合い軋み合った、言わばいちばん“摩擦係数”の高い世代ではないでしょうか。

男と女、家と個人、妻と愛人、あるいは母性など、女性がらみの事象を描かせると、いろんな意味で“身も蓋もない”のが持ち味だった中島さんがどう料理するか。先週から始まった予告フラッシュでは、心なしかいつものこの枠作に比べ画面に赤黄みが強く(蛍光灯より白熱灯、オフィシャルよりプライベート、美辞より本音、着飾るより丸裸)、人物たちも遠慮会釈なくポンポンキイキイ言い合うテンポのいいドラマのよう。

“情念”が売りのこの枠、最近は情念発動のパターンも出尽くし、重め暗めをコントロールするのに苦労しているふしも見受けられるので、ここらで枠の可能性を広げ、射程距離を伸ばす起爆作になってほしいところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラ依頼来ラ

2008-12-26 21:43:41 | 昼ドラマ

放送開始当初注目した『愛讐のロメラ』についても、最終話までに12回は触れておかなければと思っていたのですが、12月に入って一再ならず録画はしたものの、『相棒』旧シリーズ再放送の波に押されて、まぁー再生の手が伸びない伸びない。こんなに“先が気になる気持ちを起こさせない”連続ドラマも珍しい。

“点と線と面”の喩えで言えば、登場人物それぞれ、各場面ごとの情念は、怨恨であれ肉親愛であれ近親憎悪であれ、この枠の昼帯ドラマにふさわしいテンションにじゅうぶん達していたと思うんです。悲しいかなその場面限りの“点”で、後に線を引いて行かない。これは俳優さんの役読み込み、表現力の頑張りと裏腹に、どう考えても脚本が希薄だったんでしょうね。特にうじきつよしさんは、これがTV代表作になるかも…と思うくらいのコンプレックスキャラ熱演だっただけにもったいなかった。

いしのようこさんの“哀傷薄幸風味だけど屁理屈上等”な映子や、“雑草の花、でも大輪”な北原佐和子さんの恵もとても味わい深いキャラだったけれど、単発の瞬発力だけで終わった感。

アイドル性をじゅうぶん容姿にとどめながら、発声や目線の切り方の隅々に昼ドラ汁(じる)が濃厚に滲み込んだ、いしのさん北原さんたちを母世代脇役に起用したのもアンラッキーにはたらいたか、いとうあいこさんの珠希はヒロインなのに、最後まで影が薄かった。今日(26日)最終話を観て思ったのですが、字ヅラ通りのヒロインとしてウォッチせず、脇扱いの加賀見家とその周辺の人々の情動の触媒となる、『金色の翼』の修子のようなポジションを念頭に置いて、最初から見ていればよかったのかな。

ここら辺り、どうしてもヒロイン姉妹より親世代の吉田栄作さん石田ひかりさん鈴木砂羽さん、さらには夏八木勲さんと藤村志保さんらの潜在メロドラマ部分に興味が行ってしまう『だんだん』と似たジレンマがある。

2008年の日本TVドラマ界、何だかんだ言っても華と重みのある、TVのこちら側の大勢の視線を集中せしめ得る、見映えもまだまだイケる役者さんたちが、軒並み“親世代”なんですな。皆、老けなさ過ぎ。て言うか現役青春世代小粒すぎ。

今作、07年『愛の迷宮』に続いてコーニッシュさんの音楽に本格的に嵌まる契機になるかも…と思って、そこをいちばん楽しみにしていたのですが、ドラマ体温が右肩下がりに冷めていくのと軌を一に、音楽も、決して悪くなかったのに食いつきどころなく終わってしまいました。縁のないときは、クォリティとは別にこんなもの。次に“耳で会える”機会を待ちましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イヴにさよなら

2008-12-25 18:13:42 | ニュース

飯島愛さん自宅マンションで死亡を発見…のニュース、耳に飛び込んだ日が日だったからでしょうか、最初に脳裏に浮かんだのは、十年以上前おすぎとピーコのピーコさんがどこかの番組で言っていた「アメリカではゲイの自殺が、クリスマスに一番多いのよ」という言葉でした。

もちろん愛さんはゲイでもレズでもセクシャルマイノリティでもないし、まだ自殺と決まったわけでもない(25日現在)のですが、なんとなく、いい学校を出ていい会社に入って合コンしてデートしてブランド品のプレゼントを交換して、結婚はお見合いでセレブ婚…みたいな日の当たる世界に縁のない、あるいは背を向けた人たちにシンパセティックな空気を醸し出していたような気がします。明るくておもしろくて、ざっくばらんでポンポン言うけど、弱者が犠牲になる悲惨な事故や事件のV後には、コメントできないくらいメロ泣きしてるような、共感性の高い人でしたよね。

ま、ゲイでなくても、いろんな理由で気持ちが落ち込んでいるとき、世の中がにぎやかに華やかに浮き足立って、行き交う顔が軒並みキャッキャウフフと笑いさざめいている状況ぐらい、いや増しに鬱陶しいものはありません。アメリカならばクリスマスでしょうが、日本なら年末年始シーズンを跨ぐ辺りが、1年じゅうで一番自殺件数は多いでしょう。憶測ですが、4月~5月の黄金週間連休前後がその次くらいじゃないかな。何が“黄金”だと。次が34月のお花見シーズン。とにかく、憂鬱な気分にお祭りムードは本当につらいものです。

飯島愛さんと言えばもうひとつ思い出すのが、もう78年前ですか、確かロンドンブーツ12号の番組(『スキヤキ!』?)だったと思います。路上一般人アンケート「化粧のうまい女性芸能人と言えば?」で、愛さんが1位か、それに近い上位に来たんですよ。そのときのスタジオゲストに、愛さんと親交あるモト冬樹さんが来ていて、「あー、飯島愛は相当化粧うまいよ」と、こんな話をしてくれました。

「いつか、楽屋前の廊下で、全然知らないスッピンの女に“あーモトちゃんこないだごめんねぇ、アレあの後どうしたの?”ってものすごい親しげに話しかけられて、あれー誰だっけ?と思って何も返せなくてドギマギしてたら、向こうが“アッごめん、時間ないんだ、あとでね”ってパーッて走って行っちゃったの」「その後ずーっと“誰だったっけな?”って楽屋でも考えて、考えてどうしてもわかんなくて、そのうちリハーサルですってADさんが来たんでスタジオ入ったら、つかつかっと飯島愛が来て“さっきごめーん、それであの後さぁ…”って喋り始めたから、あぁそうか、さっきの、飯島愛だったのかってやっとわかった(それくらいスッピンと化粧後が違う)」…

…狭い範囲のサンプルしか検証例がありませんが、化粧のうまい、化粧前と後にびっくりするほどの差のある女性って、もちろん華のある、モテる人が多い反面、往々にして気ぃ遣いで小心で、周りに人目のないプライベートな時間は読書や手芸に明け暮れるなど、むしろ地味なことが多い。他人に見られることを必要以上に気にかけ過ぎて、スタックアップしたりテンション上げたり。飯島愛さんもそういう傾向の人だったのではないでしょうか。腎盂炎の予後が良くないことを心配しておられたようですが、いま考えると芸能界から完全に“引退”ではなく、“病気療養休業”にしておいたほうが孤独感が少なくて済んだのではないかという気もします。ブログからの活発な発信が続いていた反面、昨年の引退宣言後の生活ぶり、精神状態を詳知し構ってあげていた人が、事実上皆無だったようなのは意外でした。ブログって、発信のセルフコントロールが自在な分、忌憚のない真実はまったく伝えないものですね(って自分もやってるけど)。

しかし、引退でなく休業扱いで業界の友人知人との交渉が頻繁なままでは、逆に気持ちが休まらなかったかもしれないし。小説『プラトニック・セックス』の大ヒットで、バラエティやグラビアへの露出を自転車操業的に続けずとも当面暮らして行ける作家的実入りを得たのもマイナスの引き金になったか。“止まって休んでいられない”ことが救いになる場合もあるものです。

セクシーでキュートで庶民的で、ちょっと辛口で派手っぽい外見とはうらはらに「悪く言う人が誰もいなかった」(評論家宮崎哲哉さん@『ピンポン!』)という愛さん。

どちらのファンからも抗議の嵐かもしれませんが、何だかマリリン・モンローの最期を思い出してしまった。どうか彼岸で安らかに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする