イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

耳垢自得

2014-08-25 01:48:53 | 健康・病気

 腰椎脊椎に問題を抱えていると、日常生活のあらゆる場面で“バランスの取れた正しい姿勢”がむずかしくなります。

 気をつけていても思わず知らず“庇い曲がり”になっている。

 先日もそれで、普通にバスタブ内に前屈してシャワー洗顔していたら、首から上の角度が悪くて思いっきり右耳の中にシャワーを注ぎ込んでしまいました。

 うわー。頭を傾けてトントンして、その後ついタオルのカドや乾いた綿棒で耳穴をシュコシュコホジホジしたくなるのですが、数年前入浴上がりに同じことをして、片耳突発難聴状態になり、翌日慌てて耳鼻科に駆け込んだら“耳垢塞栓(じこうそくせん)”と一発診断され、結果、日なたで乾いたしょうゆの塊りみたいなブツを耳穴から吸い出されて、えらい恥かいた顛末があるので、ここはじっと手を出さず我慢ガマン。ホジホジすると、きれいになるどころか、逆に水でウルケて膨張した古い耳垢を、無駄に奥へ押し込んでしまうことが多いそうなのです。

 じっと我慢していたら、午後になって、耳の中を小っさい刑事さんたちにがさ入れされているような、ガサゴソ、ボソモソ、カスカスシャッシャ、ズォッズォいう耳鳴りがうるさいのなんの。「あんたら令状は持ってるんだろうね!」と開き直りたくなるしつこさ。

 ひょっとしてシャワーの水じゃなく、洗顔石鹸水が流れ込んだのかしらん、だったら前回より厄介かな、しかし土曜の午後で病院はどこもやってないし・・と暗澹となりかかっていたら、高齢組が「耳鳴りはどうせ病院では治らない。むしろ、耳鳴りよりにぎやかな音をたてて聴いてた方が気にならなくていい」と、当方の耳鳴りの今般の原因であるところの“シャワー水注入”を見事に無視した、ある意味実に吹っ切れたアドヴァイスをくれました。

 ままよといつものマクセル製カナル型イヤホンをぐいいと耳穴に突っ込み、最近ヘビロテしている『軍師官兵衛』『同2』『花子とアン』等のOSTを聴き倒しつつ家事にいそしみ、そのまま就眠したら、がさ入れがまったく気にならないどころか、翌朝あっさり元に戻っていました。小っさい刑事さんたちも撤収して、いまごろは所轄で報告書作成でもしているかのよう。

 

 でも考えてみれば、注ぎ込んだ水けが乾いてひいたから耳鳴りが止んだだけであって、もし前回の様な、たまり醤油の天日干しみたいな耳垢が人知れず存在していたら、何の解決にも前進にもなっていないのですよね。なんかムズガユイような。とりあえず「お小さいかたがた(@『花アン』)」はマネをしないように。水注入も、イヤホンぐいいも。

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シュシュっと参上

2014-08-23 01:28:25 | コスメ・ファッション

 低周波温熱療法にかよい出して、もひとつ本スジ(=治療効果)とは別に非常にまずい事が。

 クリニックの入っているビルの隣に大手百均チェーン店があるのだ。

 ああ百均。大人のパラダイス。安くて即決でかさばらない、イノセントな無駄遣いがいつでも心ゆくまでできる夢の国。

なにしろ脊椎腰椎問題でのリハビリ帰りですから持ち重りのするアイテムは買えません。

 んなわけで、このところ、すがすがしいまでにおチープで、数回使ったらゴムが伸びたり、バラの花綴じの根元がほつれて単なるリボンになったりする、華奢ぁなシュシュがドレッサーの引き出しに猛増殖しつつあります。

 ちょうどいい具合に、髪も束ね推奨な長さになってきたところでもあり。

 また百均も非常に売り場づくりがクレバーで、週に2回はファッション小物の商品入れ替えをするんですね。おかげで「寄って見るたびに新作(?)が並んでいる」という大贅沢な“上得意様”気分に。

 最近は、ゴムが伸びたのを2本絡めあわせて束ねたり、いよいよ切れちゃったら端を切ってゴムを抜いて、切り口を縫い閉じて“幅の細ーいミニマフラー”状にして自毛と編んだり、余った先端で編みお下げの先を縛ったりして遊んでますね。

 暑い季節は決まって“ショートにしたいしたい”ブームが自分的に一度は来る(乗るかどうかは別)のですが、今年はお陰様でいまだ来ません。

 タイトルをこんな↑↑↑懐かしい歌詞からとってみましたが、そう言えばハリケンブルー長澤奈央さん、結婚されましたね。旧聞すぎるか(←2月)。

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イタチ立ちたい

2014-08-16 23:18:26 | 健康・病気

 腰痛背痛、足指痛その他もろもろ痛が引かないにもほどがあるばかりか、「ときどき肩痛、頸痛も」と攻勢を強めてきたので、先月から経験者(←高齢)(←当然)のお薦めにしたがって低周波温熱療法とかいうやつに挑戦してきました。

 腰椎の、今回の異常を惹き起こしたもともとの原因箇所(←根治ほぼ不可能)をメインに、その他「今日、いま痛いところ」3ヶ所に電極を当ててズォォォン・・・と5分1セット×2=10分間加熱(?)されるのですが、コレが効いてるんだか効いてないんだか。

 後半セットの終盤2分ぐらいで爆睡してしまうので、どうも検証できない。

 しかも、治療の都度、「いまそこにある痛み」の在り処が違い、ほとんど毎日逃げ水のように動くので、“或る部位の痛みに対し、集中的に叩いて鎮める”っちゅうことができないんです。まさに、イタチごっこの対症療法そのもの。キング・オブ・対症療法。

 でもま、終盤に爆睡してしまうということは、少なくとも末梢の血管が拡張して、筋肉がほぐれ、ゆるみ、「副交感神経の出番」状態になっているのだけは確かなようです。イタチごっこといえどもこうやって拡張させてほぐらせまくっていけば光が見えてくるかしれません。

 あと、ズォォォォン・・がお終いに近づくと、「もうすぐ止まりますよメロディー」が流れて、これがブースごとに違うのですが、だいたいジョージ・ガーシュウィン『ラプソディ・イン・ブルー』かスメタナ『わが祖国~モルダウ』か、シューベルト『鱒』。

 ・・・まちまち過ぎ。

 数秒、十数秒の時間差で複数のブースが次々に「もうすぐ止まりますよ」体制に入ると、「モルダウ河で鱒が釣り上がったと思ったら鯖(=魚偏にブルー)だった」みたいなことになり、絶対音感持ちの患者さんだったら治療以前に、それこそ自律神経がどうかなるに違いありません。せめてアーティストぐらいは統一してくれないものか。

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