当地でも、都心部や駅近接の、昭和からある中型書店の閉店・休業ラッシュのため、しょうがなく先月、郊外型のメガ書店を訪れてみたら、文具グッズパートで“オバケ―ヌ”が思いがけないことになっていました。
独立の棚が三段、通路に面して設置されていました。いつの間にかアイテムがこんなに増えていたんですねぇ。
・・とはいえ、消しゴムやプチメモなど相変わらず、似て別な“透けるOBAKE CHAN” や“ジューシーなオバケ”シリーズと混在なディスプレイになってはいました。パッと見分け付きにくいし、アイテムが相当かぶってるし、こだわりがあるほうだった月河も、結構、気がつかずウッカリ、時には納得ずくで、ミックスで買っちゃってましたけど。
でもね、今年の年明けに一応「いままでありがとう」とバイバイしたことは後悔してません。三月発売のシリーズから絵柄のアウトラインが細くなって、彩色も微妙に立体感を意識し明らかにルックスが変わったし、今回初めて見た交換ノートや自由帳など、ウインクしたり涙こぼしたりブルブルふるえたり、こういう感情表出っぽいのがほとんどなくてシレッと「ぬっ」「ひょろ~・・」とあらわれるのが好きなところだったのに。
なかまが増えたのも絵柄的には広がりがあって華やかになりましたが、ニャンコーヌやウサギーヌだけでなくシバーヌとかミケーヌとか、完全に動物(フォルム)キャラ化しちゃったのね。“生きもの”じゃない、生きてる者然としてないから、もう死なないものたちだから愛しかったのに。
短い期間でしたが、月河と可愛がりポイントの違うところをお客さんにする方向へ完全に行ったようです。いままでありがとう。
それでも月河の“布かぶり表情ナシ系”好きは変わってなくて、この夏は百均キャン★ドゥでエジプト神シリーズのメジェド様グッズにだいぶ散財しました。
と言っても気がついたときにはあらかたソールドアウトで、ミニブック型手帳と冷感マフラーとデスクシールとイヤリングくらいしか買えませんでしたが。
アレ、発売元・アイテムによって眉毛のある種族(?)と、切れ長のお目目だけのそれと、場面場面で眉毛が出現したり消えたりするそれとが居るんだけど、月河はどれでもおKウェルカムです。エジプト語で“打ち倒す者”と名前は威勢がいいのに、気分で目からビーム出すとき以外はぐでたま並みの脱力キャラなのも好み。
そんなこんなで、極力、推しキャラは、はぴだんぶいの諸君だけにして、年初からの勉強に専念する方向で。
先日から、思うところあって、独学に見切りをつけ人生二度目の通信制学校はじめることにしました。次のエントリはそんなことも含めて。
ちなみに、“お化け”の“化”の字は、偏はもちろん見ての通りの人偏ですが、ツクリの匕のほうは、もとはといえば“老いて腰の曲がった女性”の姿勢をかたどった象形文字で、“人”と組み合わせることで“年月を経て人が人ならぬものに変わったもの”の意味をあらわすようになったようです。
自分の趣味と都合の事しか書かなかったので、せめてものひとつぐらい豆知識でした。