イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

またまたどうするKK ~女が昏(くら)くなると書いて~

2019-02-12 16:10:30 | ニュース

 秋篠宮長女眞子さまの婚約予定者=小室圭さんに関する情報、とかくの論評は相変わらずふつふつ飛び交っているようです。

 ご本人は海の向こうでロースクール缶詰め状態で受験準備中だし、金銭トラブルなるものの当事者たる小室ママさんも雲隠れ状態では新たな燃料の投下もないはずなのですが、ご本人からのコメント文書媒体送りつけに続いて、どちらかの代理人弁護士を名乗る人物(ご本人が国際弁護士を目指しているのに、“国産”の弁護士を別途依頼しなきゃならないってのも間抜けではある)が、顔出し肉声は無しの条件で一問一答に応じて、応じたことで「・・・で、結局どうするの?」の部分がますますぼやけてくるといった現状の様です。

 思うに、どうも、「貸したお金返して」と言っている人が「返してもらえましたもう解決です以上」と領収書のコピーでも見せるか、さもなければ「解決するまで婚約は無期延期事実上の白紙、はい以上」と両者が宣言して媒体陣を追っ払うまで“ふつふつ”は止まないのではないかという気がします。 

 いろいろな疑念や意見はありましょうが、月河は基本、「本人たちが是非結婚したいで一致しているなら、結婚できるようにしてあげるのがいい」と思っています。

 或る人を好きになって、好きな気持ちが“結婚してこの先の人生を共にしたい”に直球で結びつき、しかもその相手も自分について同じように思っている、というのは、言葉で言えば簡単ですが奇跡のようなことです。しかも相手は同性でなく異性で、ある程度近接の年齢で、かつ未婚に限るという条件が付くわけです。奇跡オブ奇跡です。

 奇跡がまさに起こっている最中なら、たとえば職業や年収や居住地や、家族の過去および現在のトラブルなど、両者が望む結婚を阻害するような要因がある場合、当人たちの周囲の人生の先輩たち、たとえば親や祖父母や、学校の恩師や先輩、職場の上司といった人たちが彼らに力を貸して、ひとつひとつ取り除いて、奇跡が成就し希望のゴールインに到達するまで手助けをしてあげるのが第一だと思う。絵としても綺麗です。

 少なくとも、当人たちにもその家族たちにも会ったこともなく、媒体情報しか知らない部外者たちが、口先で「やめたほうがいい」「やめさせよう」的な流れを作ったり乗っかったりしているのはいただけない。醜悪だと思います。

 民間人男性と結婚して皇籍離脱し民間人になる女性皇族には皇族費から持参金として1億ウン千万円が支払われるので、一般国民の血税が使われる以上、当人たちさえ良ければなんでもいいってわけにはいかないよ!なんて言ってる人もいますが(月河の家にもいますが)、どんだけ高額納税者なのかと。

 どこの誰がこんなのに投票したんだと思うようなゴミクズみたいな国会議員や、既得利権と出世競争と天下りの事しか考えてない木っ端役人にむしり取られるくらいなら、若きプリンセスの夢に投資してあげるくらいのロマンを持てないものか。こういう人に限って「400万円くらい分割ででも“ボクが返します”って言えねーのか情けない」とか言うんだよね。他人の400万円は“たかだか”“せいぜい”“~くらい”って簡単に言うのに、税金からの1億円に自分が徴収された分が幾らかでも混じってると思うと「やめとけ」「内定返上しろ」になるのかと。セコいわ。

 月河は、このお二人のゴールインに影を落とすものがもしあるとすれば、借金や年収や勤務先などおカネの問題ではなく、“母子家庭の一人息子”で、とにかくお母さん大好き、お母さんも息子大好きという環境に入っていけるのかなあ、と、そこだけです。借りたカネなのか贈与なのかとかは全然関係ない。おカネにクリーンで貯蓄も財力も必要十分なご家庭でも、母子家庭の一人息子×お母さんの間に他人の女性が入っていく、もしくは傍らに座るのは難しい。どんなに奇跡的に好き合った相手でも、息子にとって母親は“別腹”ですから。ましてや母ひとり息子ひとり。

 結婚されたら、新郎は弁護士資格を得て何処かしらの勤め人になるのでしょうし、新婦は新郎よりも母上と一緒に過ごす時間のほうが当然長い。たとえ勤務地がアメリカになるとしても、「私は日本で一人暮らしで自由にやるから世話はかけないから」と喜んで別居してくれるようなタマ・・じゃなくてえーと、タイプには思えません。

 結果論ですが、母上が例の400万の人と再婚成っていたほうが話が簡単でしたね。そうなるとまた別の問題が到来していたかな。とにかくまぁ、あれだ、ハッピーエンドを願います(適当)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大河ドラマ『いだてん』 ~徒歩部ならぬトホホ部~  

2019-02-09 20:37:45 | 夜ドラマ

 朝ドラから下車した後、結局日本発の日本製ドラマの連続モノでリアルタイム視聴継続しているタイトルはNHK大河『いだてん ~東京オリムピック噺~』だけに・・・あ、『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』があった。でもこちらは惜しくもあと1話で完結なので、明日からは本当に『いだてん』だけになりそうです。

 今年の大河は何となく2020東京オリパラ協賛の“政策的企画もの”という感じに思え、正直、あまり惹かれなかったのですが、正月2日・3日の関東大学駅伝NHKラジオ第一実況ゲストに来てくれた中村勘九郎さんと満島真之介さんのマラソン絡みトークが好感度大で、1話から待機視聴したら、結構愉快。

 歴史の教科書に載っているような、顛末の広く知られた人物の話ではなく“近代日本のこぼれ話@オリンピック”的な切り口なので、すぐに“次回が楽しみモード”に入れました。

 サブタイトルが、~東京オリムピック“物語”でなく“~噺(ばなし)”となっているところに、「プロジェクトX系の感動話じゃなく、ひとつ突き放すから」という覚悟の宣言も透けて見えます。

 前半の主人公=日本初のオリンピック出場選手・金栗四三(かなくりしそう)に扮する中村勘九郎さんが、歌舞伎の御曹司にしてはフレッシュなのにまず驚いています。1981年生まれ37歳、二男の父、妻は前田愛ちゃん。従って義妹は前田亜季ちゃん。それはどうでもいいのですが、この人の父上=十八代目中村勘三郎さんが三十代半ば頃には、すでに“老成”と言ってもいいくらい、どっしり堂々大御所然とした芸風だったのを思い出すと、ずいぶん若々しく、熊本から上京したての高師予科生らしい青くささがほどよく出ていて、意外と言っては失礼でしょうが嬉しい予想外でした。

 金栗四三、明治二十四(1891)年生まれ、東京高等師範学校進学が同四十三(1910)年。近代日本、鎖国と封建を卒業した日本の青壮年時代とも言える空気感に、不思議に宮藤官九郎さんの“何やっても一隅でトボける”ワールドがはまっているし、同郷から一緒に進学したけど志向の全然違う文系軟派の美川秀信役=勝地涼さん33歳、郷里のマドンナ春野スヤさん役=綾瀬はるかさん34歳など、取り巻く人々とのかけ合い芝居の質感もこれ以上ないくらいしっくりきています。

 どの人物も、いきなり喜劇モードで笑かしに来るのではなく、普通にしていて“微量可笑しい”のがいいですね。可笑しさが、物心つきかかった子供の動作っぽい、「ん?いまなんかヘンなこと言った?」と引っかかりたくなる、出合いがしらの一期一会な可笑しさなんですよ。

 特に、講道館柔道の父にして東京高等師範学校長、東洋初の国際オリンピック委員でもあった嘉納治五郎役=役所広司さんはキャラ的にも新生面を拓いているのではないでしょうか。日本にも競技スポーツを定着させ世界の舞台に・・と思想はあくまで高邁なのに、先立つものが回らず私財をどんどん投じ、それでも果てしなく足りなくなっていく一方でなし崩しに借金しまくっていく姿が、立派なのかイタいのか。月河家の非高齢組などは「ジゴロー、宝くじ買えよジャンボ」って言ってますが。一億の家が三軒、一千万のクルマが三十台。

 劇伴音楽も『あまちゃん』と同じ大友良英さんで、こちらも今後の展開が楽しみですね。いきなり寄席の出囃子風に始まるOPテーマは、朝の出勤のお供にぴったりです。

 ただ、2月の当地のツルツル路面でいきなり「すっすっ、はっはー・・」と走っちゃうと、金栗シソウじゃなく、転倒しそう。おあとがよろしいようで(面白くねえよ!)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

付け過ぎはラメッ! ~腱鞘炎そして百均チークの如月~

2019-02-08 13:40:31 | コスメ・ファッション

 新年化粧始めの真似事みたいなことやってたらパソコンが異常をきたしてしまい、予期せぬネット休暇、アナログ手書き生活の日々に。

 たちまち利き手が書痙になって、磁気治療器を貼って介抱しているうちに、負担が増した利き手でないほうの手がもっと酷い腱鞘炎になってしまい、一時は“口で描く芸術家”デビューか?となりかけました。

 いまも両手首・手の甲サポーター状態ですがなんとかパソコンが回復したのでブログに戻って来れました。

 手が不自由だとメイクもお休みせざるを得ず、おかげでお肌のコンディションは休養十分。先月Dイソーで入手したハローキティの“BKTシリーズチーク”《ピーチピンク》《コーラルピンク》を、やっと顔面でトライできるようになりました。

 店頭で、キティちゃん顔のケースの透明フタ越しに見るだけではよくわかりませんが、《ピーチピンク》のほうは白み、《コーラルピンク》のほうは黄色みが若干優勢。

 どちらもゴールド色のラメ入りですが、《コーラルピンク》のほうが大粒です。先に試した青紫み含みの《ローズピンク》もなかなか潤沢なラメ入りでしたが、今回の《コーラルピンク》はそれよりも大粒のゴールドの、堂々キラキラ。

 一方《ピーチピンク》はごく細小粒な、注意して見ないとわからない程度の微量ラメです。

 んで、発色はどちらも結構優秀。ケースに入った状態で見る淡めの製品色からは意外なほど、肌に乗せると主張する“紅”感があります。

 特に光り物をたっぷり含んだ《コーラルピンク》は、肌の下から明かりが透けて見えるようなライトアップ効果があって、着物やドレスアップに映えそうですよ。・・って新年会シーズンは終わっとるか。

 ブラシの種類にもよりますが、ラメが大粒な影響か、《コーラルピンク》はこのシリーズの中でもやや粉飛びが多めなように思うので、ブラシに取るときは少し用心したほうが。

 ・・調子に乗って頬の広範囲に付け過ぎると、顔が歓迎できない膨張具合になるので、ブラシを持ってないほうの手(←よく洗ってね)で頬骨の一番突出している“山頂”をたしかめて、そこを狙ってササッと。

 チークにおいて、「濃く(=多量に強く)乗せ過ぎない、広げ過ぎない」ことはいくら強調しても強調しすぎにはならないと思います。

 自分がある程度年くってからわかったことだけど、肌年齢を意識するにつれ、人間、過剰になりがちなんですよ。メイクって、若いときのほうが怖いもの知らずで、自分の顔に似合ってるかや場の空気にふさわしいかを考えずに、やんちゃに大胆にやり過ぎがちじゃないかと思われそうですが、若い子のヤンチャは、CMや流行りに乗せられて不必要なアイテムをやたら買い込んでつけまくったりという“数”の大暴れにむしろ行くんです。

 塗らなくていいモノを何アイテムも塗り重ねたり、付けなくていい箇所にまで塗り広げたりという方面の過剰は、年をくってから嵌まりやすい。白ピンクなファンデを顎から上、境界線くっきりに塗って、チークで顔の全面ほとんど赤々とさせて、鼻筋や目の下にギラギラハイライト・・という残念厚化粧さんは、街角や電車内でもほぼ中高年のおばさまばかりなはず。

 キレイな色、店頭で見て一目惚れした色ほど、抑えめ控えめ、適所にピンポイントで。

 正月から百均でこんだけ色々集めておいてナンだけど、改めて今年もメイクは引き算でと再確認したのでした。

         初化粧片頬だけに窓明かり  

         初鏡ハローキティとたはむれて    たびと

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする