イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

ボクの悪い癖

2010-11-28 14:55:02 | 夜ドラマ

ぬぉほほほほ、久々に、思い返すたび頬の弛むような買い物をしてしまいました。

「そうだ、アレ買っちゃったんだ、アレが自分のものになったんだ」と思い出すと電車の中でも出先の待ち時間でも人知れずニヤケてしまうアイテムを。

“杉下右京手帳 2011。定価1,000円、カッコ税込。

だははははははは、1年ものハンディダイアリーとしてはまずまずお値段手頃だし、『相棒 season 9番組公式のリンクから通販サイトに飛んで内容を見ると、見開き一週間プラス1ヶ月ごとの月間メモ可カレンダー式は、月河のいちばん好みのスタイルなので、ダマされたと思って買っちゃいましたよ。

国家公務員と違って土日定休の仕事ではないので、見開き週間部の土日だけメモページがつぶれているのはちょっといただけませんが、つぶれたそのスペースには我らが杉下右京警部殿(水谷豊さん)の、過去放送シリーズからのマル魅スチールショットが各ページ23カットずつ、リボンに印刷した名セリフ(「その前に1つよろしいですか?」「お茶漬けでもいただいて、今夜は早めに帰りましょう」「どうか気をつけて行ってください。以上です」「僕、お化けと超能力は信じています」………など)付きで入っているので、まぁ良しとしましょう。
 あのね、月河の近似年代で、小学校3年生か4年生ぐらいのとき、学年誌やなんかの付録とか、玩具メーカーの景品で“スパイ”“忍者”系のヒーローグッズにはまった人って少なくないと思うんです。ページを破って水に漬ければ溶けて敵の目にふれず消滅するとか、書いても文字にならないけど火で炙ると読めるってんで、親父のライター無断借用して自宅放火未遂おふくろにビンタとか、ある年代の、特に男子なら一度は経験があると思う。月河は、戸籍上は女子ですが“血中男子濃度”が高かったので、結構その手のマル恥記憶があります。

いまの『相棒』ファン、ウォッチャーには、この辺の年代、リアル水谷さん(1952年=昭和27年生まれ)よりいくらか弟格の、こういった幼少時体験を持つ層が多いのだろうと思います。そう考えると、絶好のグッズマーケティング。

まぁちなみに杉下右京手帳 2011には、破って水に溶けるページとか炙ると読めるページはありません。でも、キャラクターグッズ・ヒーローグッズと“文房具”とを結び付けたい、とりわけ“心は男子”な年代の心理には笑っちゃうくらいピンポイントでこたえてくれていますよ。

来年、一年間、出先で「メモしてもらえますか?」の声が聞こえるとサッとコイツを出す、勇気と稚気を持って生きて行くとしますか。

(……“保険”として、何のこたぁない能率手帳ダイアリーも用意してありますけどね)。

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渡母宇ケトレル

2010-11-23 15:42:24 | ニュース

柳田稔法務大臣。閣僚のうっかりオッチョコ失言で赤っ恥辞任劇なんて当節珍しくもなんともなく、いまさら笑いも怒りも湧いて来ませんが、何がイラつくって報道のたびにアナウンサーやキャスターが「柳田法務大臣の“国会軽視とも受け取れる発言”について云々カンヌン、どったらこったら」と言及することですね。

“とも受け取れる”って、絶対付けなきゃならんという決まりでもあるのか。

思いっきり、万難を排して、一千万歩譲って善意に解釈するとすれば、“人の発言にはいろんな含蓄がある(ことが多い)ので、公共媒体としては一方向に受け止めた解釈を発信してはいけない”という、マスコミなりの、あとから名誉毀損だなんだと訴えられないためのアリバイ作り、自主規制なのでしょう。

全国のTV局、新聞、雑誌でこの話題のたびに、言及されるたびにリフレインされる“とも受け取れる”14日のくだんの発言以降、一週間あまりの分を全国すべての媒体で累積したら、何千秒の電波、何千行の紙面が空費されたのでしょう、“とも受け取れる”

いっそ、↑↑↑記事タイトル↑↑↑のように表記したら、“沖縄出身の叩き上げの生物学者が発見した癌や認知症の特効成分となる蛋白質の一種”みたいになって、来年のノーベル生理学賞候補になりそうな、経済効果莫大にもたらしそうな、日本を元気にしそうな感じになるのではないでしょうか。

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泡い期待

2010-11-22 19:38:18 | 

ベルギー産のユーロホップス。泡モノ党なら誰でも聞いたことのあるラベルだと思います。

月河も聞いたことだけはありました。

平成10年代まで酒屋さん専業だった近所のコンビニ(←行きつけではなかった)で、昨日、330ml98円で発見。

100ml当たり39kcalならあまりお腹にたまらないかなと思って明るいうちから大胆に試飲。

……やはりお国柄が違うと攻め方も大胆に違いますね。日本の規格ではリキュール(発泡性)となっていますが、ここまで“酸味押し”の新ジャンルって、国産メーカーでは難しいかも。

無理やり頑張って、強いてたとえれば、リニューアル前のKIRINコクの時間か、SUNTORY7種のホップRELAXが近いかな。かの国の泡モノ規格や訴求購買層戦略は寡聞にして未知ですが、日本の新ジャンル客層の大多数とは、“泡モノ”に求める味や飲みクチが違うのかもしれませんね。とりあえず、本体部分の味は不味くはないし、付属部分として無用のねっちょり感や後クチの重さが感じられないのは好感要素だと思います。

しかし、こうなると新ジャンルじゃない本物のベルギービールも飲みたくなりますよね。ドイツビールのヘニンガー、ホルステン、USAのクアーズ、シュリッツ、オランダのハイネケンなんかは1980年代中盤、あの恥ずかしいカフェバーブームにちょっこし乗っちゃったりなんかして、夜な夜な結構いけてたんですけど、ベルギーのステラアルトワは、一度飲んだような記憶はあるものの、リピーターになるほどではなく何となく遠ざかっていました。グリーンボトルの素朴で清潔感のあるラベル。今度リターンマッチいってみないといけませんな。

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飲物弱者

2010-11-18 11:25:30 | 

先週末、最寄り駅直結の酒類スーパーで数量限定SUNTORY“余韻の贅沢”を見つけました。

119日発売。このタイミングで店頭で出会えるのはレアチャンスなので、バラ売り缶3個ぐらい試飲購入したかったのですが、大根とか南瓜とか重量級の食材、山のように買った後で、雨もぱらついてきたし、どうやってバス停まで運ぼうか、バスの乗車タラップの段差どうしてくれようかと思案していた矢先だったので見送りました。

 余“韻”“贅”沢と、豊潤感ある漢字を詰め込んだネーミング。SUNTORY“贅沢シリーズ”共通の流線デザインが、今作は焦がした様なチョコレート色で、正直、一見した印象では引き気味になりました。アルコール度数7パーセントとかなり気合い入った高め(琥珀の贅沢と、絹の贅沢6パーセント)なのはむしろ歓迎ですが、100ml61kcalはいかにもお腹にたまりそう。

 でも330ml缶の小ぶり缶ですしね。料理が美味しくなる味だといいけれど。

次回、駅前まで行くときまであるかな。SUNTORYのビール系新ジャンル、意欲的に新ラベル投入して来る姿勢は好感が持てるのですけれど、いちばんどうにかしてほしいのがこの“置いてるお店が(限定モノは特に)少ない”なかんずく“月河の直近の地元になかなか回って来ない”“来ても23日で消える”ことだったりします。

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疲労になる時 それは今

2010-11-16 21:14:09 | スポーツ

大相撲横綱白鵬の連勝が63でストップ、というニュースをネット上のヘッドラインで見たのが昨夜(15日)午後9時過ぎ。後片付けと入浴、浴室掃除を済ませて午後1040分過ぎ、「誰に敗れてどんな負け方だったんだ?」とTVのスイッチを入れて見ましたが、どこも何もやってなかった。

ここなら今頃スポーツニュースじゃないか?と思って合わせてみたテレビ朝日系『報道ステーション』も、フィギュアスケートアメリカ大会での村上佳菜子選手フリーで逆転優勝の話題だけをもっぱらやってましたね。

んで今朝(16日)、『てっぱん』後の815、いちばん相撲シンパそうなそのテレビ朝日系に再度チャンネル合わせてみましたが、『スパモニ』レギュラーコメンテーターのひとり落合恵子さんが「政治やほかのニュースが暗い中、(外国人の)白鵬ひとりでよく頑張ってくれましたね」と言ったところで、ちょうどスタジオやんわり終了。

地方場所の九州場所ということもあるのでしょうが、63まで頑張った外国人横綱・白鵬関も、64を阻んだ日本人平幕稀勢の里関も、本当に誰も注目してないし、応援してないし、チヤホヤもキャーキャーも言わないんですね。

ある時間帯、あるチャンネル単体どうこうじゃなく、“どこもここも、我も彼も大騒ぎ”という状況にならないということは、“誰も興味持ってない”と同じこと。

大相撲の時代終わる。スターもヒーローも、ヒールもいないのでは、盛り上がりようがないでしょう。

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