イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

しずまれしずまれ

2007-02-28 12:05:33 | 健康・病気

歯茎の痛みは、どうやら月曜朝ぐらいがピークだったようで、今朝はAM6:44まで覚醒せず熟眠。口の中をイソジンで洗ってからヨーグルトを食べ、歯科でもらったロキソニン1錠服用して、朝の戦争に備えました。

ロキソニンという薬、8~9年前腰をいためたときに整形外科でも処方されましたが、鎮痛消炎系の薬の中でも、あまり眠くならないのが助かります。

歯茎、歯茎と自分では思っていましたが、原因は歯茎ではなく智歯(ちし)、つまり親知らずのほうにあるのだそうで、X線写真を見せてもらうと氷山の一角じゃないけど、歯肉から顔を出しているのは全体の3分の1か4分の1ぐらい。だから歯ブラシで磨こうとしても、ちゃんと当たらないのでどうしても歯垢がたまる。無理して歯ブラシを強く当てると歯肉に傷が付く。月河はそれプラス右下が治療中なので、左でばかりモノを噛んでいるうちに、繁殖した雑菌が感染してしまったのでしょう、とのことです。

この年齢で親知らずに悩むことになろうとは。衛生士さんの話では、「普段は痛まないのに春先だけ痛む人もいるし、睡眠不足などで体調がすぐれず免疫力が低下しているときに痛むことも多い」そうです。

だから受験生は特に要注意とのこと。

月曜昼から抗生物質フロモックス錠とロキソニンをセットで一日三回のみ続けているので、炎症がおさまる前に、ちょっと胃のほうが参りそう。

それにしても、もらった薬の説明書を見るたびに思うのですが、“炎症”の“”って字、、見てるだけでいろんなところが痛くなって熱持ってくるようなカタチしてますよね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『JFK』ではK・コスナー妻役

2007-02-26 20:49:59 | CM

菊地凛子さんアカデミー助演女優賞はなりませんでした。最近のアカデミー賞はハンデキャップ、性同一性障害、性差別、人種差別など社会的弱者のキャラを高評価する傾向があるので結構チャンスだと思ったのですが、いくらなんでも作品が晦渋かつ鬱に過ぎたかな。

それにしても、聴覚障害の女子高生に扮した制服姿の彼女と、ノミネート時の国内でのインタビュー映像、今日のレッドカーペット上でのフルメイクドレス姿、さらに“うさタク”CMでの彼女、ほとんど全員違う人に見えるのがすごいなぁ。

26歳、女優としてはかなりキャリアあり、体形もちゃんと大人なわりに、童顔なのも強みですかね。ちゃんと調べもしないでオーザッパに言っちゃうのもなんですが、26歳でハイスクール・ガールを演じて違和感ない女優さんってアメリカ合衆国にはあんまりいないんじゃないでしょうか。アメリカ人の、特に女性って、ホルモン分泌開始が早いのか、ヘタしたら15~6歳でもムチムチ、エロエロ、20代半ば以上に見えたりするじゃないですか。

………と言ったそばから、自分で強力な例外を思い出してしまった(爆)。シシー・スペイセクさん、1949年12月生まれ。76年ブライアン・デ‐パルマ監督『キャリー』で孤独なサイコキネシス女子高生を演じたときは満26歳だったはずです。

この作品は何度も観ました。健康で幸せな脳天気アメリカンティーンエイジャーではない、影を背負った役だったせいか、まったく違和感はありませんでした。

今回『バベル』で菊地さんが演じた役と、いくらか重なる部分もあるような。スペイセクさんは80年の『歌え!ロレッタ愛のために』でアカデミー主演女優賞を受賞しています。

世界の舞台で実力を認められた菊地さん、うさタクつながりで『華麗なる一族』に飛び入りゲスト出演してくれるなんてことは…ないですねハイ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寝たら死ぬぞ!

2007-02-25 19:59:09 | テレビ番組

あちら立てればこちらが立たず。右下顎の治療は順調にいっているのですが、なにしろ溝の上に板を張って橋架けているような状態で2週間食べているので、今度は無理のかかった左の歯茎が腫れてきちゃいました。

歯茎が腫れて口中が狭くなったので、頬の内側に傷がついて水疱に。これが、水飲んでもお茶飲んでも、しみるしみる。舌を動かすのも痛い。ムリヤリ口開けて、合わせ鏡で肉眼で見てみると、水疱の裾野部分もモッコリ腫れています。

何のこっちゃねえ、歯自体が痛いより悲惨なことになっているのでした。

黒木瞳さんじゃありませんが、あんまり薬には頼りたくない。でも昨日はやりきれなくなってきたので、昼食後、イブA錠を1錠。この薬、痛み全般、特に炎症系の痛みには効くんですが、月河は特異体質なのか、いつも副作用で、冬山で遭難して山小屋に逃げ込んだみたいになるんですよ。やたら眠い。持ち上げても持ち上げても、エイッ!……ウーン…瞼が下がってくる。手足の体温も下がる。動かそうとすると鉛が張ったように重い。

痛いまんまとどっちがラクか、微妙です。

今日はさすがに考えて、1錠を庖丁で半分に割って朝から服用。効き方もぬるーくなってしまいましたが、なんとかダウンせずに一日過ごせました。

効くにせよ副作用にせよ、小っさい錠剤半錠か1錠で、人間ひとりの体調をここまで振り回すんだから、クスリは怖いです。コラッ戸谷(例によって>『わるいやつら』)!!オマエ本当に性悪だぞ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

傷ついた その翼に

2007-02-24 18:28:02 | テレビ番組

歯の麻酔治療は無事終了。先生が「ちょっとチクッとしますよ」「軽くしみますよ」「少しヒビキますよ」と工程の前にいちいち丁寧に前触れを言ってくれるのはありがたいのですが、ことごとく“ちょっと”“軽く”“少し”で済まないという、親切なんだかなんなんだか。いや、もちろん、前触れなしでいきなりチクッ!ヒリッ!ズキン!よりずっと助かるんですけどね。

“先生”と言えばいまやコレ、『わるいやつら』。第6章は殺して埋めたはずの豊美の死体が動いた!消えた!あまつさえ、マネキンにすり替わってた!と思ったら全然覚えのない場所で首吊り自殺死体として発見された!しかも突然イキイキし出した伊武雅刀事務長が身元確認しちゃった!と、戸谷にとっては“悪夢とわかっているが、いま目覚めて現実に戻ったら、悪夢より最悪だから、覚めるわけにはいかない”という金縛りのような展開。

街角でよく似た後ろ姿を見つけて後を追い腕を掴むが…の場面がまたもや『美しい罠』を思い出させました。もう、戸谷、自分では気がついてないだろうけど、豊美に本気で惚れてるのと同じ行動になってますよ。

隆子に謝罪しているうちに、気がつくと、え、俺、泣いてる?の場面も、「人殺しまでしたのに彼女に振られそう、かわいそうなボク」という自己陶酔、自己憐憫ともとれるし、迫真の演技しているうちに自分で思った以上に感情入っちゃったともとれる。でも実際は、「豊美にかわいそうなことをした」という潜在意識奥深く埋めていた愛惜が、地雷踏んだように噴出した可能性もあります。彼自身は“俺がそんな気持ちになるはずはない”と思い込んでいるので、あくまで認めたくなく、「なんかわかんないけど涙が出たおかげで隆子さん軟化してくれたウマー」としか思わないのでしょうが。

昼ドラウォッチャーとしては「朝加真由美さんの“先代の愛人”属性キタコレ(←『レッド』『永遠の君へ』)」、さらに『真珠夫人』『愛しき者へ』『偽りの花園』でヒロインの母親もしくは母親的頼もし役を演じた増子倭文江さんの顔も思いがけないところで見られて、結構な贅沢感。

ラスト、「こうして生還した」の種明かし回想映像で、誰からも救助されることなく自力で蘇生、眩しい朝日の溢れる山林を蹌踉と下山する豊美の姿、悲しい場面ではないのに泣けました。自分を絞め殺して埋めて逃げた鬼畜な男なのに、朦朧とする意識に浮かぶのは、“危険な匂いはするけれど、私だけに優しくしてくれた、素敵な先生”のイメージばかり。

夜でも夕暮れでもなく、もて余すぐらいに光満ちた朝の風景なのがよかったですね。光は時として、闇より残酷。知らなくてもいい、見ずに済まされればその方が心安らかでいられる事実までも、否応なく曝け出させてしまう。

豊美にとっては、通りかかった車に乗せてもらい人心地を取り戻すまでのあの彷徨の時間だけが、おぼろげな甘い夢に身を浸せた最後の時間だったかもしれません。来週からは、死んだことにされてるのを強みに、大逆襲を始めなければならない。

欲を言えば、一晩仮死状態で地中から甦ったにしては、豊美、レギンスの下のセクシー網タイツが破れてるぐらいで、ナチュラルメイクのマスカラもあらかた保存されてたし、身奇麗過ぎでしたね。死の恐怖とサバイバルで一夜にして髪真っ白、江戸川乱歩『白髪鬼』ばりになってたら、米倉涼子さんの長身とスタイルで、それはそれでヴィジュアルインパクトあったのにね。こちらは松本清張さんですから、ちょっと物語世界の色合いが違っちゃいますが。

残り2週。豊美の復讐劇ももちろん見たくなくはありません、楽しみではありますが、もともと彼女が戸谷に惹かれ、一度、愛想尽かしたはずが離れられずにいる根底には“彼を救いたい、私だけがそうできる”という思い込み、もしくは、願望がある。しかも、と言うか、そういう女性だからこそと言うべきか、彼女は看護師です。

『Monster』で手負いのルンゲ警部に追いすがられたとき、放置して逃げれば逃げられたのに、Dr.テンマは止血処置を施し救命しました。人命救助を天職と心得ている人間にとって、これは本能に近いものでしょう。食欲や性欲と同じように、淵源をたどれば生きとし生けるものの、種族保存本能に根ざすのかもしれません。

どん詰まりの行き止まり、刀折れ矢尽きて、ぐうの音も出ないまでに追いつめ「この人にとどめを刺せる(肉体的にとは限らず、社会的にでも)のは私だけ」という状況にさえなれば、彼女はある意味、満足なはず。土壇場で戸谷を刺さずに生かすような気がするのです。あるいは、最後のチャンス、選択肢を与えるとか。

戸谷が改心することはまずないでしょう。したらまた興醒めでもあるし。しかし、何らかの形で、彼が騙し、利用し利用されてきた凡百の女たちとは違う豊美の“特別さ”に気がついてから破滅してもらいたいと思います。第1章でチセが乱入してきて「あの人はあんたには無理だわ、若くて貧乏な女とは長続きしたためしがニャアの。そういうのはただの遊びだでね」とうそぶいていたように、彼にとっては豊美は“本来苦手で付き合うはずのないタイプ”だからこそ、唯一無二の存在でもあるはずです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界中を敵にまわしても

2007-02-23 00:07:08 | テレビ番組

明日は怖れていた歯科の大工事です。抜歯しなければダメかも…と悲しい告知を受けていた歯が、なんとか抜かずに済みそうで、その代り、別の場所に大普請の必要が。

麻酔して掘削(!)治療することになりそうです。何年ぶりだろう、歯科で、要・麻酔の工事。歯科の麻酔って、効かなかったらほとんど死ぬけど(いやホント)、効いたら効いたで、残り半日ずっと具合悪いんですよね。食べ物の味が、翌日の朝までよくわからない。歯科の先生はいつも、「普通に食べていいですよ」とのたまうのですが、何食べても新聞紙食べてるよう。あぁヤだヤだ。今日は早く就眠しなきゃ。

明日は『わるいやつら』第6章の放送があるので、第5章の復習してから寝るとするか…と思ったものの、時間も押して、エンディングロールだけ再生。

主題歌を歌うのは安良城紅さん。最初にこの人の名前見て、軽く悩んだなぁ。“あらき くれない”か、“やすらぎ こう”か、はたまた“あんら じょうこう”か。

大変失礼しました。“あらしろ べに”さんでした。苗字が重箱読みなのね。

『LUNA』。“月”とともに、“狂気”“熱狂”“愚行”にもつながる意味があります。

じっと耳傾けると、歌詞がなかなか奥深い。

 ♪息もできないほど 君はひとりで 幾夜も過ごしてたんだね

 傷ついたその翼に やさしくくちづけたい

 その痛みも かなうならば わたしの痛みに換えて

 (以下略)

仮面ライダーシリーズのOPテーマが多くそうであるように、物語の絵解きのあらかたが、ここの歌詞に詰まっている、なんてことはないかな。

ちなみに、当地では、風向、風速と湿度、温度などの条件が揃えば、“雪が下から降ってくる”ことはたまにあります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする