イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

展覧会の絵 ~いまタロ、もしトラ~

2024-12-18 21:01:29 | アート・文化

 前のエントリの様な問題提起を自問自答している間というか、ついでというか、地元近くで『世界のトランプ・タロット展』が開催中なので先週行ってきました。

 玩具・ボードゲームの総合卸で日本におけるタロットカード輸入・卸販売とプレゼンテーションのパイオニア的存在であるニチユ―株式会社さんが、不定期で全国の大型書店をまわって出展しているものです。

 二年前にも当地で開催されたんですけど、JRに乗らないと行けない店舗で、雪で道の超悪い時期だったのであきらめました。今年も雪は積もっているんですが、JRよりは安定の路線バスでアクセス可なロケーション。

 久々のメガ書店で、展示場所を探すのに戸惑いました。書籍ではない、文具ではない、遊具、玩具ですからねぇ。途中から合流した非高齢家族が、「オモチャなら、児童書とか絵本とかのコーナーじゃないか」と言うので入ってみましたが、「いやこの空気は違う!」・・お子さんの目の高さで見やすく手に取りやすいように、陳列棚が低い。てことは腰が痛い。

 結局時間がもったいないのでサービスカウンターで訊きました。文具スペースと書籍スペースの間の、ちょうど動線のコーナーに当たる柱の影。こりゃ見つからんわけだわ。

 “タロット・トランプ各100種”とのフレコミでしたが、大きめのテーブル一台と大きくないテーブル一台。とっても小ぶり。

 大きめのテーブルの真ん中にボードを立てて仕切って、半分がタロット。もう半分の大方がトランプで、ルノルマンカードも多少。

 大きくないほうのテーブルは二段の高低にして、カードデッキを入れるポーチ、バッグ、下段はボックスと書籍。

 とってもこぢんまりして、よく言えば、ぜんぶ隅々何回も見ても疲れないヴォリュームの展示会でした。

 展示品の中に、月河がすでに入手して、実占レッスンにはもったいなくて、陳列して日夜眺めているデッキが二組、あったのにはニヤッとなりました。タロット始めて3か月ばかりで、まだちょっと贅沢か?背伸びか?と二週間ぐらい逡巡したんですが、メーカーがスペインの会社。日本で入手できるのはかなりレアだと思ったので手を出してしまったアイテム。

 それも二組まとめて。いま思い出してもよく勇気あったなと思います。現代アーティストもののデッキです。二組、作風が対照的で、それもどうしても欲しくなっちゃった理由の一つ。

 こうして精鋭の展示品に選ばれるという事は、ニチユ―さんでも人気なのかな。それにしてもお値段が、月河が買ったときより三千数百円、お高くなってたのはビックリでした。輸入品はぜんぶそうでしょうが、円安がこたえますねぇ。

 この値段だとスイスイ、飛ぶようには売れないだろうな・・と思うとともに、タロットの魅力をもっと、フリーのお客さんにもアピールするには、箱に入って透明シュリンクフィルムで密封された状態で並べるより、たとえば大アルカナの“愚者”さんだけ拡大コピーしてボードに貼るとかしたらいいのにな、とも思いました。

 “愚者”のカードって、タロットビギナーでも好きな人多いと思います(“タロット 愚者”で検索すれば即画像出てきます)。タロットの作画デザイン手掛けるアーティストさんって、洋の東西を問わず変わり者が多いそうなんですが、“愚者”の寓意=自由、気まま、現実離れ、奇矯、ひょうきん、楽観主義、唯我独尊・・など、いろんな角度から造形、彩色、潤色、演出しやすくて、アートの人たちの感性にすごくフィットするんだと思う。

 月河も、欧米のカードメーカーや、ニチユーさんなど国内大手卸販売のサイトで好みの作風のデッキを見つけると、まず“愚者”を探して見ます。商品ページに載っていなければ、外部サイトで開梱ウォークスルー動画を探して、ほかのデッキと比べたり。寄り道が過ぎて肝心のカード意味背景の探求や、スプレッド研究のほうがそっちのけになることしばしば。

 今回の会場は、ニチユーさんイチ押しのオザワミカさん作画“ハートオブゴールド”タロットが大アルカナ中心にスパイラル型にボードに展開して展示されていました。そうそう、これをやってくれると牽引力、アピール度が高まる。

 白地に、ツヤ消しのマットゴールドと黒の線描イラストで、繊細で素敵な画風ですが、ちょっと月河のストライクじゃなかったので見送り。お値段もハートにくる。国産なんですけど。

 合流した非高齢家族が、テーブルの反対側の、トランプの、とりわけセクシーグラフィックのやつになみなみならぬ興味を示していましたが、最終的にバンクシープレイングトランプを高齢家族へのお土産に購入してました。

 タロティストを目指す月河はトランプにアプローチしたことはなかったんですが、トランプのワールドもあなどりがたく深いですね。近世・近代のレジェンド芸術家の作品をフィーチャーしたタイトルが多い印象です。ゲームカードとしてだけでなく、もちろんトランプも占いに使うやりかたがあるんですよね。嵌まるとこっちも沼いきそうだな。非高齢組に任せよう。

 来年からは再びのトランプ時代だし(?)。

 結局展示品じゃなく元番の占い書籍コーナーで、伊泉龍一さんの分厚い本を買ってきました。月河って、実際、カードをいじって占いなりやるより、カードについて書かれた蘊蓄をひもときつつ絵柄を矯めつ眇めつ眺めるのが一番好きなのかもしれない。

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タロット自問自答 ~可不可の審判~

2024-12-15 20:52:52 | タロットカード

 前のエントリで自問してみた“タロット占い、同じ質問を再度占うのは有りかナシか”問題。

 いろいろな占いプロパーさんの本やサイトで、当たらずとも遠からず的な答えを見てきたんですが、月河が自分なりに到達したのは、

①「占い結果(=スプレッド展開)を見て、満足できなくて(=期待していた展開・意味と違った)、“その足”でもう一回、同じ占法スプレッドでやり直すのは、はっきり“ナシ”」。

②「“違うな”と思ったら、質問を変えて、スプレッドもそれに合わせて変えて、問題に違う角度から光を当てて読み直すのは有り」。

③「同じスプレッドでどうしてももう一回やりたいなら、状況に対してワンアクション動いてみる、そこからワンリアクション受け取ってみる、あるいはワンムーヴ起きたのを見とどける、その後なら有り」。

 ①がアウトだと思うのは、そもそも、最初の占い結果を信用してない行動だからです。これはいちばんあるまじき態度で、カードにも、読む自分の感覚にもそっぽを向かれて、どんどん碌な答えが出なくなると思う。

 ②は自分のリーディングスキル、持久力、着眼点発見力への挑戦です。

 月河が思うに、タロット占いって、知りたい疑問について“カード一枚で答え一項目”と切り分けて質問を絞り、最適なスプレッドを選び組み立てるまでで七合目ぐらい行きます。同じ疑問に対して“角度を変えて”組み立てるのは結構アタマを使いますが、これができたら、再占でいちだんと最適解への距離が近づく、ポジティブな占い直しではないかと思います。

 プロ占い師さんで積極的に薦める人はあまり居ないかもしれず、個人的にも、“疑問ひとつは一回の占いで”が理想だと思いますが、押してダメなら引いてみな的に、こうやって深掘りするのも“有り”にしとくと、占いに臨むについて余裕が出ます。

 ③は必ずしも、一晩寝て起きてからならとか、一週間後ならとか、“時間”がセーフにするものじゃないところが月河なりに到達したポイントです。タロットカードは、質問の現在状況を言わば“切り取り動画”で見せてくれるもので、占った時点で、何にどちら方向に、どのくらいの強さでエネルギーがかかっているか、あるいは何がどれくらいのエネルギーを発して、それが何にどれほどの影響を与えそうかを切り取ります(切り取ってカードで示されている絵を占者・質問者がどれくらい正しくリーディングできるかに最もかかっているんですが)。

 だから、人に関する質問なら、その相手にひと声、電話一本メール一通でも送ってみる、それに対する返信有る無し、既読になるならないで、状況が微妙に、或いは意外に大きく、変わり得ますから、そこで再占はして可だと思う。

 何時間、何日おいたから可とか、昨日の今日だから、或いは今朝の今夜だから不可とか限ったことではない。大事なのは、カードに訊きたい疑問・問題の状況が動いたか、動かすために何かしらやってみたか、やってみた結果何か反応がみられたか、みた質問者はどう思ったか感じたか・・という所です。何かが動いた、動かした後なら、再占アリ。必ず・・とはいかなくても十中八九、前回の結果と違う、よりピンとくるカードが展開するはずです。と思います。

 ②、③で可とできる再占いって、ちょうどホラ、ゴルフでグリーンのいいところに乗ると、カップまでの芝目をよくプロがアイアンの軸、顔の前に立てたりして読んでるでしょ?スライスになるかフックになるか、どれくらいきつく曲がるか、読んで読んで結局「強めに打ってストレートにする」

 オーバーになることを恐れない、グリーン攻めのうまい人ほどこれやりますね。

 タロットも、“有り”にして強めに打つ=質問する、この精神が大事だと思うんです。同じ疑問の再占についてに限らず、有りかナシかで迷ったら、有りにできる条件を、自分で考えればいいんです。

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