
先週末は名古屋にて
私の友人である東京の野寺先生による矯正治療の勉強会が行われた。
一般的な矯正治療の内容でなく、顎機能を考えた矯正治療というものに
フォーカスをあてた内容であるが、
今回の内容は基礎生理学的、解剖学的、組織学的な内容からも絡めて
かなりまとめあげられており、非常に見ごたえ、参考にできるものが多かった。
私と連携して行った症例の全貌も紹介していただけたのも嬉しかった。
因みに近年、矯正歯科学会の分野でも、顎関節機能のことをトピックスに挙げるように
なっているとのことだが、PGIでは1980年代にすでに提唱している概念である。
それゆえ野寺先生の顎機能を考えた矯正治療の臨床は、
現在の潮流のトップクラスではないかと個人的には思う。