りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

ザゼンソウ(座禅草)

2010-03-15 | 花・木
当地区にザゼンソウの咲く湿地帯があります。赤紫の仏炎苞と呼ばれる葉の中から、丸い花(肉穂花序:花の集まり)をのぞかせていました。
ザゼンソウは、水芭蕉と同じサトイモ科の多年草。姿から別名は、ダルマソウ、ベコノシタ。


気温が氷点下でも花を暖かく保ち、時期的に数少ない昆虫に寒さをしのげる暖かい部屋を提供しています。花と花粉を運ぶ動物の「相利共生関係」です。手を仏炎苞に入れると暖かかったです。

水芭蕉はこれからでしょうか。


夏の草刈など、管理していただいている有志のボランティアのみなさんのお陰です。

今日は南西の風が強い日でした。大陸からの黄砂で里山がかすんで見えました。


野焼きも良く燃えていました。


昨晩、当町内で大正時代から受け継がれている<青年講>に行ってきました。
<青年講>とは、「当時(今と違って)冬の間することも無い青年団らが、村で一年間の間に亡くなられた人を弔うために、本山の当時のご門主様からお手紙を頂き、団長お手次のお寺さんからお話をしに来てもらっていた」。今も受け継がれてきていますが、団員が少なくなり、みなさん 心配しているところです。
コメント (8)
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