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後者は大学時代の学祭で上映された時に見た映画で、こちらのテーマ曲もシンプルだがどこか神秘的で妖しい雰囲気の曲。4年ほど前にCD化されたがそれまではアナログ盤も高値がついていたらしい。主役の若きミア・ファローがとても魅力的でストーリーも凝っていて面白かった。
そして最近入手したアナログ盤が写真上の3枚、「キングラット」「ザ・チェイス」と「ザ・ラスト・ヴァレィ」である。前2枚の曲は例のカセットにも収録されており、特にキングラットのテーマはとても美しいメロディを持つ。これは戦争映画のようだがそれとのギャップが新鮮。チェイスはスパイ映画的な不安感を呼ぶテーマ曲とアルバム全体もそんな雰囲気を持つ。そしてラスト・ヴァレイはオーケストラサウンドによる荘厳で美しい音楽である。これらのアルバムを通して聞くと、007とは違ったバリーの映画音楽サウンドを堪能できる。
他にも「野生のエルザ」のサントラとあのカセットの収録曲と同じLPも購入したはずだが。次回はCDの紹介を。(続く)