とても久しぶりに更新。長らく冬眠状態。
さて、私は木の温もりが大好きだ。当然、木製の製品や作品などを見ることも好きである。しかし、今の世の中には本当の木でできている物が少なくなっている。技術の進歩で、見た目は木だが実際はプラスチックでできているなど、ちょっとがっかりする場合も少なくない。時々、通りすがりで、所々に木材を使った魅力的な建物を見るが、単純に「良いなぁ」と思ったりする。
そんな自分にとって、身近な「木」の存在として「ギター」があり、そして私はギターが好きなのだ。
もちろん、木で作られている楽器は他にもたくさんある。しかし私自身が未熟ながら演奏できるのはギターだけ。そんなわけで、気がつくと我が家には10本以上のギターが並んでしまった。
大部分のギターは木で作られている。(オベーション・ギターのように一部が特殊な材料で作られた場合もたまにあるが。)そして、その使われている木の種類によって、違った音色が得られることもギターの魅力である。この違いにちょっとでも気がついてしまったなら、もう後戻りはできない。結局は何種類かのギターを手元に置くことになってしまうのだ。
私は小学校6年生の頃「禁じられた遊び」を覚えて以来、学生の頃までギターを弾いていた。しかし、就職してからは、いわゆる打ち込みの音楽に没頭するようになり、シンセサイザー演奏が主となっていた。やがて仕事の忙しさでそんな細々とした音楽活動からも遠ざかり、一時期全く楽器から離れてしまう。しかし、ある年突然ギターを買おうと決意し、その結果ここに至るまで10本を超えるギターを現在所有している。単純に趣味で再開したギター演奏ではあるが、何かの参考のため、とてもありがちではあるが自分の手元にあるコレクション? とその購入の経緯を紹介してみたい。