ヒロヒコの "My Treasure Box"

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JUNO-106 のソフトシンセDCO-106 が秀逸!

2021年01月12日 | 音楽制作

 昨年末の黒金曜日やクリスマス・セールの時期にシンセ音源関係のソフトウェアのアナウンスが登録しているサイトから多数送られてきた。その中で特に目を引いたのがCherry Audio社のDCO-106である。インターフェイスを見て紛れもなくこれはローランドのJUNO-106を再現したものであろう。それが割引価格で約3000円。本家のシンセサイザーを持っているにもかかわらず思わず買ってしまった。今日はそれの試奏レポートである。

  

 このソフトは64ビットなので最新のCubaseにも対応する。それにスタンドアローン(単体)での使用が可能だ。そこがまず良い。インストールして立ち上げてみた。ご覧のようなレイアウトになっているが、実機のJUNO-106より操作スイッチが多い。例えば、アルペジオやディレイ、リバーブなどは本家にはない。DCOのRANGEの数も増えているなど、さらに進化した機能を有する。画面の左上に、B11 Strings と記載されているところがあるが、ここをクリックするとプリセットされた音色が多数見られる。そしてこのA~、B~というのはファクトリー・プリセットの音色で、このStringsは実機と全く同じに聞こえる。この上なく再現率が高いと感じた。その他、ブラス系やアナログシンセ特有の音色もJUNOらしいと思う。それらを元にスライダーを上下したりボタンを押すなどのアナログ感覚で幅広く音作りができる。まさに本家本物と同じ操作性である。加えて最大16音ポリフォニック(実機は6音)。入手したばかりでまだ把握し切れてはいないが、自分の音楽作りに充分対応してくれるソフトだろう。何よりも使っていて楽しい。今ホームページを見たら定価39ドル(元もそんなに高くない)が現在も25ドルで販売中である。この圧倒的な安値はとても魅力的でしょう!と最後は宣伝風になってしまったが、私としては大変満足できたソフトである。現在オフコースのカバー第3弾に挑戦中、どこかに使ってみよう。



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