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良かったのはジェフ・ベック。帯を見て邦題が「ギター殺人者の凱旋」というのに改めてびっくりしたが、内容がやはり素晴らしい1枚である。CDよりもLPの方がぐいぐいと耳に入ってくる。昨年確か45回転の2枚組アナログ盤がリリースされていたはずだが、俄然それが欲しくなった。ビートルズは古すぎて盤は傷だらけだったがジャケは良い味を出している。南太平洋も薄いペラジャケだがこちらは盤も良好。YESのファースト・アルバムのアナログ盤は初めての購入である。そしてドイツ盤は中々迫力のあるサウンドだった。一般的にドイツ盤は音が良いと聞いたことがあるが、私の持っているLED ZEPPELINのセカンドはそれほどでもなかったのだが、こちらは良かった。またLIZARDはマトリクス-AAでファースト・プレスではなかったのであまり期待しなかったが、予想外に音圧の高い、迫力あるサウンドであった。YESのFRAGILEやCLOSE TO THE EDGEの米国盤を思い出させた。ビートルズ以外はジャケットも良品だったので、今回も良い買い物をさせてもらった。
年末の札幌地方、50年ぶりという大雪で私の肩と腰は除雪車が家の前に置いていった瓦礫のような雪の固まりの処理で大打撃を受けた。それを癒すための一助となった年末セールのレコード達であった。
今年もよろしくお願いします。