ベルナー君はトラ年生まれ。
かつ「勇気が出るんだ!」とのことで、あの「勇名トラ」衣装を着ているのだそうです(スポーツ新聞より)。デザイナーは日本人じゃないよね…有名なエルビス・ストイコの「ライーヨー」と縫いこまれた衣装を思い出しました。外人サンの「勘違い」って、独創的で面白いわ。
2日間だけですが、NHK杯現地観戦の覚え書きを。
★12月1日(土)★男子SP★
仙台は快晴でした。
膝掛け×2、貼るカイロ×8、手袋、毛糸帽、カーディガン…と大荷物で臨んだものの、まったくの肩すかし。
仙台は紅葉がとても綺麗で「秋まっさかり」でした。
駅前メインストリートの「あおば通り(だっけ?)」も、落ち葉がキラキラ舞って、人はたくさん。Loftもどーん!でも、ゴミゴミしてない。なかなかこう「杜の都」ならぬ「花の都・パリ」してました。
仙台体育館は小さめで、どこに座っても「豆粒」ではないようでした。リンクが近く感じます。通路が狭く人が混雑。トイレ数は少なく、パンフや「Cutting Edge」はあっという間に売り切れ。花束・贈り物投げ込みは一切禁止で、ちょっと寂しかった~。来年は投げ込めるよう、NHKと日本スケ連に手紙を書こう。
私は、黒地にシルバーの「昇り竜」が描かれたトレーナーを、貢物として入場口で預けてきました。これも京都で買ったんだよ♪
この日の私の席は、お友達と4人で南ロングサイド(ジャッジ正面側)の西寄り。リンク挟んでお向かいがキス&クラですが、フェンスで遮られて余り見えず。
西ショートサイドに大型スクリーンがあり、その前10列くらいの席が、アイクリ先行席。ここはなかなか臨場感があります。スクリーンの右側が、記者・カメラマン席。左側が選手・関係者席。
開始15分程前にふとその関係者席を見ると、明るい金髪のスラリとした青年が。コーチと(?)楽しげにお喋りしているベルナー君です。目立ちます!
おいおい。本番直前の人が、こんな所でまったりしてていいの~!?
彼は、世界選手権の決勝の日の公式練習時でも、通路の目立つところに、突然いましたよね~。「余裕をかます勇名トラ君」。
♪パンパカパ~ン♪と始まってしまった。
私はリンクの「におい」が好きです。この空気この空気。
ギュッギュッと氷を踏む音。ひえ~~~もう、「待ったなし」。高まる緊張。
第一グループで光っていたのは、南里君とリー君でした。
南里君は全てのジャンプがシャープで高く、かつ高速回転。流れも良く、途中までずっと暫定首位も頷けました。
チェンジャン・リーはウォームアップで4回転がダブッたりしてましたが、「跳ぶ気まんまん」。あの力強さはホンマに「スカッ」としますね
本番では見事に4-2が入り、「中国四千年の歴史」的な雄大な音楽もピタリと合って、すーばらしかった!ガッツポーズがまた大ウケ。「帰ってきたチェンジャン」に観客は大きな拍手でした。
第二グループ。
6分間のアップで「黒鳥ロットバルト」が出てきましたが、「あれ?EXの衣装?」と一瞬錯覚。黒い羽毛の部分がなけりゃ「バチェラレット」っぽいのよねー。でも、このグループでは明らかに、黒鳥大ちゃんの「キラキラ」が目立っていました。アメリカ製の衣装は「キラキラ」の質が非常に良いそうで、モロゾフもこだわっているのでしょうか。とにかく綺麗でした。
3ルッツ、3フリップ-3トゥ、3アクセル…と順調に跳んでいくのですが、この時の3Aの見事なことったら(^^)。大ちゃんの3Aって、上質の生クリームみたいなんだよね(笑)。トロリ~となめらかなの。「どっすん!」じゃないのよ。
2本続けて生クリームが成功し、歓声が上がります。ベルナー君も順調なもよう。…この時点ではなんせ顔の表情がよく見えないので、「だ、大丈夫よね…」と信じるしかなかった。
んがっ(But)・・・!^▽^;
先に滑ったベルナー君がす~ばらしいテンションで、全く緊張してるよーに見えない。「ようこそ!アイスショーの世界へ!」状態でした(笑)。奴め。本番前に余裕をかましてるだけあるな。
日本にはファンも多い事が、本人にもわかっているのでしょうか。お客さんを掴む要領を心得ています。フランス杯のSPはまだ見てないんだけど、今回はジャンプが絶好調のようで、ノリも違ったかな~。
さて、大喝采の中を次の大ちゃんが出ていきますが、2Aを軽く跳ぶ。ですが、コメント欄でも書いたように、靴ヒモを2度も結び直す。この仕草はヤバイのよ…3Aがパンクしちゃった05全日本SPと同じ…。
「ぎゃー。嫌な予感ー(><;)」と思えど、もう、あれから成長を遂げた大ちゃんを信じるしかないか。
しかし嫌な予感は的中して、あれほど見事な「生クリーム」だった3アクセルで、あわや転倒しかけ。跳んでる途中までは軸の曲がりもなく「フツー」だったのに、何故なんだろう~?やはり緊張なのでしょうか…ううう
まあ、ジャンプは仕方ないとして、この日はHipHopなステップがイマイチ、「ハジケ感」が足りない様に思いました。スケアメでレベル1に判定されちゃったせいか、慎重に丁寧に、足元を確認しつつ滑っていたようで。
後でTVで見たら、すごーく踊れてるんだけど…ナマでは、会場全体を揺るがすようなオーラは、少し足りないように感じました。「見事!」ではあったんですが。
最後のスピンは尻餅つきかけ!でヒヤリ~。終わった後の大ちゃんの顔の表情が、あー、全てを物語っていました(すぐに顔に出るんだよね~)。
あとは、この日、久々にドブリンを見て「痩せた~?」とビックリ。ミーシンコーチに替わったんですよね。まあ元からスラリ~としてるけどさ。なんか髪型が…ヤバくない!?ドブちゃん。中居君状態だよ。息をフッとしただけで前髪が「フワッ」と浮いてしまう(笑)。
ウスペンスキーが相変わらずの美貌なので、「あれー。ドブリン、コンセプトが変わったちゃった~」と思ってしまった。華やかさが…。あなたは、ジャニーズ・アイドルやったやん(笑)。
アメリカの若手と中堅、キャリエール君・アボット君ですが、やや「地味~」な印象でした。やる事はちゃんとやってるけど、強烈なモノは無いなあ。でも、これから大化けしちゃうかもよ?
アンドレイはアンドレイだった…どうも3Aが安定しないウォームアップでしたが、やはりスッポ抜けてしまいました。この時点でファイナルは遠のいたなあ~と切ない。
女子FSの時、ミーシンコーチと、アンドレイのコーチのブイヤノーワさんが、一緒に関係者席で話しこんではりました。ロシア若手の将来を憂えているのでしょうか…ううう。ヨソの国なれど、私も憂えてしまうわ。ううう
トップの二人以外は「どんぐりの背比べ~」になってしもて、70点台前半~中間の人が居ないのが不思議。でも、見ていたらやっぱりトップクラスって、「滑り」が違うのでした。スピードとスムースさが。しかし、頑張ったチェンジャンに、もうちっと点を出して欲しい!(怒)。
男子SP終了後、RS席から回ってきてくれたKAIRAさんと一緒に、
わああああ~~~ん(泣)
と、倒れこみました。初対面でも、大輔ファンの思っている事は一緒(笑)。
「…あのウォームアップの3アクセル…取っておきたかったよね…」
「凍結しておいて、本番で解凍するとか(笑)」
ひゃあ。
複雑微妙な空気の仙台体育館★(ま…そう思っていたのは私だけかも^^;)。
会場を圧する「魔力」的には、今日の黒鳥ロットバルトはやや負けていたかなー。明るい金髪のショー・マンに。そんなことを思いました。
(つづく)
かつ「勇気が出るんだ!」とのことで、あの「勇名トラ」衣装を着ているのだそうです(スポーツ新聞より)。デザイナーは日本人じゃないよね…有名なエルビス・ストイコの「ライーヨー」と縫いこまれた衣装を思い出しました。外人サンの「勘違い」って、独創的で面白いわ。
2日間だけですが、NHK杯現地観戦の覚え書きを。
★12月1日(土)★男子SP★
仙台は快晴でした。
膝掛け×2、貼るカイロ×8、手袋、毛糸帽、カーディガン…と大荷物で臨んだものの、まったくの肩すかし。
仙台は紅葉がとても綺麗で「秋まっさかり」でした。
駅前メインストリートの「あおば通り(だっけ?)」も、落ち葉がキラキラ舞って、人はたくさん。Loftもどーん!でも、ゴミゴミしてない。なかなかこう「杜の都」ならぬ「花の都・パリ」してました。
仙台体育館は小さめで、どこに座っても「豆粒」ではないようでした。リンクが近く感じます。通路が狭く人が混雑。トイレ数は少なく、パンフや「Cutting Edge」はあっという間に売り切れ。花束・贈り物投げ込みは一切禁止で、ちょっと寂しかった~。来年は投げ込めるよう、NHKと日本スケ連に手紙を書こう。
私は、黒地にシルバーの「昇り竜」が描かれたトレーナーを、貢物として入場口で預けてきました。これも京都で買ったんだよ♪
この日の私の席は、お友達と4人で南ロングサイド(ジャッジ正面側)の西寄り。リンク挟んでお向かいがキス&クラですが、フェンスで遮られて余り見えず。
西ショートサイドに大型スクリーンがあり、その前10列くらいの席が、アイクリ先行席。ここはなかなか臨場感があります。スクリーンの右側が、記者・カメラマン席。左側が選手・関係者席。
開始15分程前にふとその関係者席を見ると、明るい金髪のスラリとした青年が。コーチと(?)楽しげにお喋りしているベルナー君です。目立ちます!
おいおい。本番直前の人が、こんな所でまったりしてていいの~!?
彼は、世界選手権の決勝の日の公式練習時でも、通路の目立つところに、突然いましたよね~。「余裕をかます勇名トラ君」。
♪パンパカパ~ン♪と始まってしまった。
私はリンクの「におい」が好きです。この空気この空気。
ギュッギュッと氷を踏む音。ひえ~~~もう、「待ったなし」。高まる緊張。
第一グループで光っていたのは、南里君とリー君でした。
南里君は全てのジャンプがシャープで高く、かつ高速回転。流れも良く、途中までずっと暫定首位も頷けました。
チェンジャン・リーはウォームアップで4回転がダブッたりしてましたが、「跳ぶ気まんまん」。あの力強さはホンマに「スカッ」としますね
本番では見事に4-2が入り、「中国四千年の歴史」的な雄大な音楽もピタリと合って、すーばらしかった!ガッツポーズがまた大ウケ。「帰ってきたチェンジャン」に観客は大きな拍手でした。
第二グループ。
6分間のアップで「黒鳥ロットバルト」が出てきましたが、「あれ?EXの衣装?」と一瞬錯覚。黒い羽毛の部分がなけりゃ「バチェラレット」っぽいのよねー。でも、このグループでは明らかに、黒鳥大ちゃんの「キラキラ」が目立っていました。アメリカ製の衣装は「キラキラ」の質が非常に良いそうで、モロゾフもこだわっているのでしょうか。とにかく綺麗でした。
3ルッツ、3フリップ-3トゥ、3アクセル…と順調に跳んでいくのですが、この時の3Aの見事なことったら(^^)。大ちゃんの3Aって、上質の生クリームみたいなんだよね(笑)。トロリ~となめらかなの。「どっすん!」じゃないのよ。
2本続けて生クリームが成功し、歓声が上がります。ベルナー君も順調なもよう。…この時点ではなんせ顔の表情がよく見えないので、「だ、大丈夫よね…」と信じるしかなかった。
んがっ(But)・・・!^▽^;
先に滑ったベルナー君がす~ばらしいテンションで、全く緊張してるよーに見えない。「ようこそ!アイスショーの世界へ!」状態でした(笑)。奴め。本番前に余裕をかましてるだけあるな。
日本にはファンも多い事が、本人にもわかっているのでしょうか。お客さんを掴む要領を心得ています。フランス杯のSPはまだ見てないんだけど、今回はジャンプが絶好調のようで、ノリも違ったかな~。
さて、大喝采の中を次の大ちゃんが出ていきますが、2Aを軽く跳ぶ。ですが、コメント欄でも書いたように、靴ヒモを2度も結び直す。この仕草はヤバイのよ…3Aがパンクしちゃった05全日本SPと同じ…。
「ぎゃー。嫌な予感ー(><;)」と思えど、もう、あれから成長を遂げた大ちゃんを信じるしかないか。
しかし嫌な予感は的中して、あれほど見事な「生クリーム」だった3アクセルで、あわや転倒しかけ。跳んでる途中までは軸の曲がりもなく「フツー」だったのに、何故なんだろう~?やはり緊張なのでしょうか…ううう
まあ、ジャンプは仕方ないとして、この日はHipHopなステップがイマイチ、「ハジケ感」が足りない様に思いました。スケアメでレベル1に判定されちゃったせいか、慎重に丁寧に、足元を確認しつつ滑っていたようで。
後でTVで見たら、すごーく踊れてるんだけど…ナマでは、会場全体を揺るがすようなオーラは、少し足りないように感じました。「見事!」ではあったんですが。
最後のスピンは尻餅つきかけ!でヒヤリ~。終わった後の大ちゃんの顔の表情が、あー、全てを物語っていました(すぐに顔に出るんだよね~)。
あとは、この日、久々にドブリンを見て「痩せた~?」とビックリ。ミーシンコーチに替わったんですよね。まあ元からスラリ~としてるけどさ。なんか髪型が…ヤバくない!?ドブちゃん。中居君状態だよ。息をフッとしただけで前髪が「フワッ」と浮いてしまう(笑)。
ウスペンスキーが相変わらずの美貌なので、「あれー。ドブリン、コンセプトが変わったちゃった~」と思ってしまった。華やかさが…。あなたは、ジャニーズ・アイドルやったやん(笑)。
アメリカの若手と中堅、キャリエール君・アボット君ですが、やや「地味~」な印象でした。やる事はちゃんとやってるけど、強烈なモノは無いなあ。でも、これから大化けしちゃうかもよ?
アンドレイはアンドレイだった…どうも3Aが安定しないウォームアップでしたが、やはりスッポ抜けてしまいました。この時点でファイナルは遠のいたなあ~と切ない。
女子FSの時、ミーシンコーチと、アンドレイのコーチのブイヤノーワさんが、一緒に関係者席で話しこんではりました。ロシア若手の将来を憂えているのでしょうか…ううう。ヨソの国なれど、私も憂えてしまうわ。ううう
トップの二人以外は「どんぐりの背比べ~」になってしもて、70点台前半~中間の人が居ないのが不思議。でも、見ていたらやっぱりトップクラスって、「滑り」が違うのでした。スピードとスムースさが。しかし、頑張ったチェンジャンに、もうちっと点を出して欲しい!(怒)。
男子SP終了後、RS席から回ってきてくれたKAIRAさんと一緒に、
わああああ~~~ん(泣)
と、倒れこみました。初対面でも、大輔ファンの思っている事は一緒(笑)。
「…あのウォームアップの3アクセル…取っておきたかったよね…」
「凍結しておいて、本番で解凍するとか(笑)」
ひゃあ。
複雑微妙な空気の仙台体育館★(ま…そう思っていたのは私だけかも^^;)。
会場を圧する「魔力」的には、今日の黒鳥ロットバルトはやや負けていたかなー。明るい金髪のショー・マンに。そんなことを思いました。
(つづく)