Be My Venus ／織田哲郎

織田哲郎は3曲目になりますが、この曲自体は元々はおそらく企画ユニット「渚のオールスターズ」のために提供された（織田哲郎作曲）ものじゃないかと思いますのでセルフカバーという位置付でしょうか。
Wikipediaによれば1987～89がもともとの渚のオールスターズの活動期間ということのようです。もっと短くてひと夏で消えちゃった気がしてました。でもそれは海辺の海の家の撤収みたいに祭りの後の潔さみたいな感じもあって、逆に夏の盛りの暑さ・楽しさがはじけるようでもありました。
こういう、みえみえで底が浅いと言えば浅いと言えなくもないけれど、わかりやすい風俗性というのは日々の暮らしのアクセントとして思いのほか効果が高かったりします。「お手軽だけど楽しめる」－－こういうのばかりじゃ飽きてしまうけど、夏の間だけなら悪くない。
渚のオールスターズなんて全然知らなかったけどカラオケで後輩が歌ってくれて「いいでしょ？」と教えてくれたのでした。なんせ海も夏も大好きなので若かったわたしはすっかり渚のオールスターズが気に入っちゃいました。
ちょっとバテバテで走っているときにこの曲が流れてきたら、ほんのちょっとだけ元気が出た気がしました。そのくらいの効果はあります。これは意外に馬鹿に出来ないです。
1993年リリース、アルバム「SONGS」収録です。

※織田哲郎がメインで歌ってますが、なんだかよくわからないメンバーです。
Be My Venus


※渚のオールスターズ版のロングヴァージョンだそうです。
Be my venus -Long Version-　（ビー・マイ・ヴィーナス　ロングバージョン）


※作詞の亜蘭知子の歌唱。
亜蘭知子　Be My Venus