Move Over ／ジャニス・ジョプリン

ジャニス・ジョプリンは初選曲です。
夭折したアーティストにしばしば付きまとう伝説が彼女をもまた覆っている。どこまでが本当の彼女の姿で、どこからが伝説なのかもう知る由もない。
この曲が収められたアルバム「Pearl」は1971年1月に遺作として発表されたものだ。ジャニスは1970年10月4日このアルバムの録音のために滞在していたロスのホテルで、ヘロイン使用のせいで亡くなった（らしい）。
わたしは彼女のことは「伝説のロック歌手」というようなイメージ以上のことは知らないし、歌もめったに聴くことはないけれど、CDや当時の映像で見る彼女の歌唱は伝説にふさわしい、希有なパワフルさだ。こういう突き抜けたようなパワーを発揮する人間には、何かしら常人には知り得ない動力源が－－おそらくはネガティブな－－隠されている。そうした本人にとってはきつい状況を元に生み出された音楽が、40年たっても人の心を打つというのは不思議で驚くべきことだと思う。少なくとも歌っている時だけは、生きているという喜びの中に彼女がいたことは確かだと思われるし、それが救いでもある。
苦しい状況で走り続けるランナーにも勇気を喚起してくれるに違いない。

janis joplin-move over

8/15（日）ランニング・ダイアリー 「新コース汗だく周回ラン」

●トレーニングのポイント　「フリー・ジョグ」
●今日の走行距離・・・16km（8月通算：105.8km）
●今日の走行時間・・・1時間26分03秒（平均ペース・・・5分23秒/km）
◇周回（1周4㎞）ごとのLAPTIME：
・1周目：21分20秒（5分20秒/㎞）※はじめてということでコースを確認しながらマイペースで走る
・2周目：22分23秒（5分36秒/㎞）※暑さと汗ですでにバテバテ。長く走るつもりでいたのでゆっくり走る
・3周目：20分02秒（5分01秒/㎞）※身体も少し慣れたのでTT（80％）のつもりで走る。目標の20分切れず
・4周目：22分18秒（5分35秒/㎞）※もうやめたい気分だったがとにかくもう1周との思いで走る

◇桜の名所・大島堤をメインとする1周4kmの周回コースを発見。北海道マラソン前無理の可能な最後の週末。新コース試走を兼ねて20～25km、もしくは3時間走をもくろむ。
◇出がけ大垣上空ピンポイントのいわゆるゲリラ豪雨が発生。雨雲の通りすぎるのを待って車で出かけた。
◇大島堤はほぼ桜の木のトンネルになっていて、新規川沿いに比べればかなり身体にやさしいはずだが、豪雨後ということでものすごい蒸し暑さだった。今までで一番汗をかいたと思う。着替えは上着1枚しか持ってきてなかっが、あと2枚は必要だった。1周でもう上下ともウエアはびしょびしょ。あまりの不快さにやむなく上着だけは脱いで汗を絞った。
◇消耗激しく、4km1周するごとに5～6分ウォーキングを挟んだ。25kmは走りたかったが、ちょっとしたアクシデントもあり、日も暮れてきてので4周16kmで切り上げる。
◇このコース、いつものコースより起伏に富んでいるし、木陰がほとんどで炎天下の練習にはもってこいだが、コースわきに牛舎があり、その近くを走る100ｍほどはモーレツな匂いが漂っているのが唯一の難。
◇4kmチェックポイントのないコースは気持ち的にはちょっときつかったが、これも慣れか。