香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

空に星が綺麗

2011-04-02 09:04:43 | 好きな音
昨日の夜、斉藤和義さんが
『なにかとモヤモヤムズムズするので歌います。
 しばし和んで頂ければ幸いです。』

斉藤和義 on USTREAM『空に星が綺麗』が行われた
22時から40分ほど、「歩いて帰ろう」から4曲
歌う、演奏する、ちょっとしゃべる和義さんと一緒の時間に過ごした
最後に歌った「空に星が綺麗」に胸がじ~ん
来週からは20時より、再来週は少し観客も入れて
もう少し長くやってくれるそうだし、
チャリティーの心意気もあり、とてもうれしい
なにかできること・・・と考えている姿に触れるたびに心が熱くなる

片岡鶴太郎さん、工藤静香さん、八代亜紀さん、石坂浩二さんが
ブッタの絵を描いて、絵はがきとして販売して義援金にする
ニュースを見た後、実際に展示されている絵も見た
静かな美しい絵で、ちょっと感動
東京タワー3階で展示会が開催されているって・・・
見に行きたかったなぁ

昨日は、寝る前に宮本輝さんの
『私たちが好きだったこと』を読み終えた

仕事で外出した時に、地下鉄西11丁目駅に直結した喫茶店「basic』で
濃い~アジアン珈琲「マンデリン」を飲みながら
お昼休みに、家に帰ってからと再読なのに夢中で・・・

小説の最後の
 思い起こせば、なにもきわだった派手な
 思い出があるというわけではないが、
 心根のきれいだった自分というものの<気配>とは、
 そう簡単に訣別できないではないか。

という気持ちそのもので、本を閉じ
やさしい気持ちで寝ることが出来た

文庫本は、解説を小説家であり脚本家でもある野沢尚さん
映画化したときのエピソードとこの小説の心に残ることを書いている
亡くなった時、輝先生がHPで
とても残念に思うとおっしゃっていたことも思い出して
小説も好きだったので、本当に残念だなと思い起こした・・・