香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

夏を喪くす

2012-11-03 19:34:10 | 本のこと
原田マハさんの文庫『夏を喪くす』

 「なんだか、硬いね」ベッドで恋人が乳房の異変に気づいた。
 仕事と恋を謳歌する咲子の人生に暗雲が翳る。夫との冷えた
 関係に加え、急に遠ざかる不倫相手に呆然とする。夏の沖縄
 で四十歳を迎えた女性の転機を描く表題作「夏を喪くす」。
 揺れる女心の決意の瞬間を、注目作家が鮮烈に綴る中編集。


本屋さんをフラフラしていいて、偶然みつけたこの文庫
今まで読んだマハさんの小説のカラーとはちょっと違って
少しグレーな暗い落ち着いた感じ
心に後悔を背負っている、
やるせない気持ちを抱えている
忘れかけていた、ダメで図々しくてどうしようもなく女な感じ
「天国の蠅」、「ごめん」、「夏を喪くす」、「最後の晩餐」
4つの小説の余韻が、気持ちのずっと下の方で続いているようで
なんともいえない読後感の中にひたっています

今日は、少し山の方まで走ってきました
円山は、そろそろ紅葉もおしまいなのかなぁ

ずっと上り坂をゆっくりだけど走っていて
円山公園の中の登山口への下り坂を走りはじめたら

まだ、もうちょっと登っておきたいなと思ってしまって
円山動物園の方に戻って、双子山、旭が丘の方まで走りました

これって、一般住宅なんだよね~ すごいお庭
旭が丘からは、円山に戻り、結局ジャスコ桑園まで
走っているうちに、天気もよくなってきて気持ちよかった

帰って来てから、この前の目薬ポーチを少しアレンジして
ポーチを編んでみました
 
表メリヤス、裏メリヤスの練習になったので
今度は指なし手袋に挑戦する予定