香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

光媒の花

2012-11-22 21:31:04 | 本のこと
道尾秀介さんの『光媒の花』

 一匹の白い蝶がそっと見守るのは、光と影に満ちた人間の世界==。
 認知症の母とひっそり暮らす男の、遠い夏の秘密。幼い兄弟が、小
 さな手で犯した闇夜の罪。心通わせた少女のため、少年が口にした
 淡い約束・・・。心の奥に押し込めた、冷たい哀しみの風景を、や
 がて暖かな光が包み込んでいく。すべてが繋がり合うような、儚く
 も美しい世界を描いた全6章の連作偶像劇。


第一章の「隠れ鬼」、第二章「虫送り』続けて読んで、
哀しくて苦しく、想像する美しい風景に、さらに哀しくなってしまい、
しばらく先に進めることが出来なかったけど
本を手に取らなくても、その世界の中にひたっている感じ
6章のお話が、細いループで繋がっていて
最後に近づくにつれて、少しづつ固い心がほどけていくようで
ほっとして、優しさをプレゼントされている気持ちになっていた
道尾さんの文章は、すらすらと読みやすいのだけど
余韻にひたりたくって、休み休み、ゆっくりと読みたい
道尾さんの作品、今度は何を読もうかな

うちのデンマークカクタス、今年も咲いてくれました

えこりん村で買ってきてもう4年くらい経つのかな
毎年たくさんの花をつけてくれる
もう少ししたら、白い花も咲きそうだなぁ

毎年のように冬になるとシクラメンを買っていたのだけど
今年は小さなポインセチアにしてみたの

お花屋さんでみたシクラメンも可愛かったなぁ
やっぱり今年も買おうかなぁ

    

あ、そだそだ、今日は本当だったら斉藤和義さんライブ
でも、うっかりちゃんの自分のせいで、一般チケット発売で
購入するしかなくなっちゃって、2分で完売、
電話をかけまくってくれたななちゃんに、ただただ迷惑かけちゃった
今頃は、ライブも終わって、和義さん美味しいものでも食べているかなぁ
はぁ~