香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

果てなき夢

2012-11-14 21:15:19 | 本のこと
今日、仕事でお世話になっている方が
函館に観楓会で行ったお土産を持ってきてくれました

はこだてワイン「果てなき夢」(赤)と土方歳三のフィギア
歴史オタクのその方と幕末の話に花が咲き
土方歳三と高杉晋作が好きと言ったら
さっくり高杉晋作のことは無視されて、
土方歳三の写真とか、色々と送ってくれるようになって
このようなワインまでわざわざ買ってきてくれて
    ・・・ありがたや~
週末、ゆっくりと楽しんで飲もうっと

  本の話  

吉永南央さんの『その日まで』(紅雲町珈琲屋こよみ)

去年の夏に読んだ『萩を揺らす雨』の続編
 コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」の近くに、ライバル店「つづら」
 が開店した。つづらは元和菓子屋だったが、近隣では経営難のオー
 ナーから詐欺まがいの手口で土地家屋を買い叩く業者グループがい
 るという噂がある。小蔵屋を営む気丈なおばあちゃん・杉浦草(ソウ)
 は、背景を調べ始めるが・・・。


人が殺されたりとか生臭いことはないんだけど
人の過去、気持ちの奥の奥のねじれが起こす事件を
解決しているのかな?微妙な感じではあるのだけど
人が生きていることって、どちらかに必ず振れるものではないから
不条理を感じながらも、幸せも感じながら生きているんだなと思う
浮ついたところのない、優しいけどしっかりとした物語で
前にも書いたけど、年をとるのも悪くないよなと、、、

この頃、本をさくさくと読んでおりますが
朝、走るのを少しやめているので、
その時間を読書にあてているのです 
雨が降っていないときは、走ってきた方が頭がすっきりするんだけどなぁ