香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

ドールハウス

2014-04-08 20:49:10 | 本のこと
姫野カオルコさんの
『ドールハウス』



理加子は29歳になっても髪をのばすことも、
気ままに電話することも両親から禁止されている。
そんな彼女の前に江木という男が現れ、
強引に接近してくる……。
「毒親育ち」を扱った先駆けの小説。


姫野カオルコさんの処女三部作の第1巻
両親の特殊な身勝手な考え方に縛られている理加子
どうして?どうしてそこまで・・・と
腑に落ちず、落ち着かない気持ちで読み進める
普通って何だろう、
普通って、楽ってことかな
未熟な恋をして傷ついて
やっと本当の気持ちに気がつく理加子に
ホッとして読み終わった

でもね、自分も
さびしいから、こわいから
流されて、見ないようにしていること
あるんだよなって・・・・思う



今日はすっきり晴れた札幌です
朝ランで見上げた青い空