香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

はぶらし

2014-11-17 21:11:13 | 本のこと
近藤史恵さんの
『はぶらし』


脚本家として順調に生活する鈴音(36歳)が、
高校時代の友達・水絵に突然呼び出された。
子連れの水絵は離婚し、
リストラに遭ったことを打ち明け、
再就職先を決めるために一週間だけ泊めてほしいと泣きつく。
鈴音は戸惑いつつも承諾し、共同生活を始めるが……。
人は相手の願いをどこまで受け入れるべきなのか?
揺れ動く心理を描いた傑作サスペンス。


こういうのをイヤミスって言うのかな
人は、どうしても、自分側からの視線で
物事の善悪・判断をしてしまうけど
見る方向、立場が変わると違う考え方もあり
わかってはいるけど、相性もあるし
どうしても受け入れられないこともある
そんなことを考えながら、少しイライラしながらも
気になって、一気読み
タイトルの「はぶらし」に関する考え方の違いというか
行き違いには、ホント、ありえない!と思ってしまった
ちょっと切ないですね
現在の社会事情などが反映される中、
子どもの気持ちは、どんな時代も傷つけたくない
そう思うと、さらに切なかったです

    

とうとう1週間を切ってしまった神戸マラソン
ほぼ一人行動なのに、交通機関と宿泊施設以外
何も決めていなかったので、少しずつ考え始めると
もう少ししか時間がないんだなと焦るわ
ま、日本語通じるし、楽しんでこようっと